人は成功体験が少なかったり、成長実感に乏しいとき、
あるいは誰からも認めてもらえなかった時にやる気を失います。
人をやる気にさせたかったら、この反対をいくことです。
小さいことでいいから、まずは成功させて、そして祝うこと(=承認すること)
小さな成功体験をたくさんさせてあげて、自信をつけさせるのです。
子供のときのことを思い出してください。
家族が褒めたり、喜んでくれたりしたときに、やる気アップしたことを。
大人になると、そういう機会が少なくなってしまいます。
また皆さんも、部下をみていて、部下のちょっとした成功をみても、ついつい、
「やって当たり前だろ。」(そんなん、普通だよ、普通!)
「できて当然。」(なに、ホメてもらおうとしてんの?オマエ?)
「まだまだ、甘い。」(オレの時代は、もっと厳しかったんだ!)
となってしまいがちです。
でも、想像してみてください。
目の前に、あなたの赤ちゃんがいて、
いままさに「寝返り」をしようとしているとき、どうしますか?
…「あともうすこし!」「おい、がんばれ!」と応援するでしょう??
そして、はじめて寝返りできたときは、どうします?
…きっと、諸手をあげて大喜びすることでしょう。…しますよね??
決して、その赤ちゃんには、こんなことはいわないはずです。
「…まだまだ甘いな…その寝返り!」笑
赤ちゃんには言えるのに、目の前の部下には言えないんですよね。
もちろん、30代、40代、50代のいい大人の小さな成功なんてほめられませんよ、と思うかもしれませんが、でも、人としての原理原則は同じ。
褒められると嬉しいもんです。
一緒に、喜んでくれると、やる気になるはず。
そして、彼らがとった行動、そして、その仕事。
もしかしたら、彼らにとっての<初めてのチャレンジ>だったかもしれません。
そう思うと、彼らのチャレンジは<赤ちゃんの寝返り>と、なんら変わらないのかもしれませんよ。
赤ちゃんの寝返り…。
部下たちの初めてのチャレンジ…。
あなたは、まだ言いますか?
まだまだ甘いな…って。笑
今日もきっと・・・I・W・D!
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