なんだか、無性に協力してあげたくなる人っていますよね。
役員クラスの方に結構多いように感じますが、いかがでしょう?
※もちろん、みんながみんなではないですけど…笑
なんというのでしょうか…
頭はいいんですけど、ちょっとだけ抜けている人。
デキる人なんだけど、ちょっとだけスキのある人。
かっこつけているというより、愛嬌がある人。
頭よくって、デキる人で、かっこつけている人よりも、
なーーんか、部下や同僚や上司たちが自然と集まっているし、
協力も、智慧も、成果も手にしています。
なにより、周りの人が、実にこころの底から「喜んで!」
その人に協力をしている、のに気づきます。
そういう方の部下に話をきいても、
「〇〇さんは、私たちがいないとダメなんだろうな、って、思うんです」
「もう、しょうがないなぁー。あとはなんとか僕がしておきますよ、って」
これって、しっかりと部下たちの存在を承認していますよね!!
私がいてもいなくても同じなんです……ではなく、
私がいなくちゃ、ダメなんです…。
しっかりと、自己効力感を高めていますよね。
なりたての初級リーダーで、いまいち停滞している人の多くは、
そこがネックになって、中級、上級リーダーの階段を登れないときがあります。
そのひとたちの特徴のひとつに、これがあります。
それは、「自分が褒められたい対象」の人です。
私はデキる!キレる!!カッコいい!!!
それは、プレーヤーのときには必要な物差しかもしれません。
しかしリーダーとして人を束ねていくときには、かなり邪魔になってくる考え方です。
リーダーは、独りではなしえない大きな仕事を実現させるために、
他人に働きかけ、協力を仰ぎ、力を結集して、実現させていかなければなりません。
「人たらし」という言葉は、あまりいい意味では使われていませんが、
「周りの人を気持ちよくさせて、その人たちがついつい喜んで動いちゃう、協力したくなっちゃう技術」です。笑
一人でできる仕事をやりつづけるならば、どんなにナルシストであってもかまいません。
しかし、リーダーとなるならば、「褒める対象は、自分ではなく、常に他人」
人たらし技術は、かなり必要になってくるのではないでしょうか。
あなたは、どうですか?
いつまでも「私はデキる!キレる!!カッコいい!!!」だと、
誰もいってくれないけど、相当、カッコ悪いっすよ!!
今日もきっと・・・I・W・D!