部下の話に耳を傾け、話をよく聴き、
問いかけて、考えさせて、また発言させて。
そして、いい意見がでたときや、いい行動があったら褒めてあげる。
そんな意識をもって部下とコーチングカンバセーションを重ねると、
だいたい二週間もすると部下に変化がでてきます。
代表的なのが、
「部下の報・連・相の量が増えてきた…」というもの。
しかし、それと同時に、こんな悩みもでてきます。
「なんか、こんなことまで報告するのか?っていうくらい、いろんな相談がくるんです」とか、
「いや、なんか聞いてあげるから嬉しいのか、部下の話が長くなってきたんですよ」とか、
「褒めたら調子に乗って、ちょっと図に乗ってきたんですよね」とかとかとか…。
それは、それは、いいことですね!笑
まずは、行動量が増えるということはいいことです。
そして、そのような悩みもでてきたということは、
まさに次のステップにいくべきですよ、とのサインです。
それは、「シェイピング」の時期です。
やはり部下の話をきいてあげたり、
ペースを合わせて一緒に考えるスタンスを示したり、
褒めてあげたり…といったことは、
例えていうならば、水や太陽の光と同じ。
アクノレッジシャワーがふんだんに降り注いできたわけですから、
草木は、芽吹いて、一気に、ぐーっ!と伸びてくるわけです。
しかし、このときに、いろんな種類の草木が伸びてしまうわけで、
なかには、伸びては困る雑草がぐいぐい伸びてしまうこともあります。
つまり、望ましい行動のみが芽吹くわけではなく、
なかには、望ましくない行動も芽吹いてくる、ということもある。
放っておくと、雑草の方が伸びが早かったりして、すこし刈り込んでいかないといけません。
つまり、そろそろ、望ましくない行動は剪定をして、
良い行動だけを残し、伸ばしていくという剪定作業をして
きれいに整えていく(シェイピング)をしていく必要があるのです。
よく芽吹く前に、刈り込んでしまう人がいますが、それは困ります。
丸坊主になってしまいますから!苦笑
しかし、ここまで伸び始めてきたら、
いまこそ、いい行動はさらに伸ばし、望ましくない行動は刈り込んでいく。
そのメリハリが必要になってくるわけです。
イメージ湧いてきましたか?
メリハリ!カリコミ!!
今日もきっと・・・I・W・D!