ある会社での話。
社長曰く、
「なんで、お前たちはリピート客を大事にしないんだ」
社員一同、「・・・(無言)」
でも、社員一同、心の中では
……はい、社長。それは、あなたが新規営業の受注だけを褒めて、
リピート受注は取れて当たり前!と無視をしてきたからです!と。
社員たちはよく見ています。
社長が何に対して承認するのか。
そして、何に対して承認していないのか、を。
(…本人はそのつもりではなくても)
リーダーの承認の方向に、社員の行動は流れていく・・・
つまり、部下が今、とっている行動は、
リーダーであるあなたが、なんらかの形で承認してしまったものなのです。
承認は、キャンプでの焚火に似ています。
焚き木に火がついたら、それが隣の焚き木に火が広がるように
うちわで丁寧に扇いで風を送ります。
風を送ったその部分は温度が高まり、点火も進みます。
あらたな発火を促します。
しかし、火が安定していないのにその風を送るのをやめると、火も自然と弱まります。
もちろん、風を送らなければ、急速に弱まって鎮火してしまいます。
望んでいる行動が起きていないならば、あなたの風が足りていません。
さぁ!やることはシンプルです。
起こしたい行動めがけて、あなたの風を送りましょう!
やってくれているね。ありがとう!
その調子だよ。ありがとう!!
もっともっと、いこうぜ!よろしくな!!
さぁ、風があたっていない現場はどこだろう・・・
あなたが一時のきまぐれで火をつけたのに
いまではもう鎮火しかけているのはどこだろう・・・
もう一度、みまわしてみてくださいね。
あなたの風をまっています!
今日もきっと・・・I・W・D!