「褒めることが、なかなかできなくて・・・」
リーダーから、よくそういった相談をもちかけられるのですが、
そのほとんどが、そのリーダーの用意している基準が極めて高い、ということ。
基準が高いので、部下が成し遂げたことは、
なにをやっても、水準以下。
ですから、リーダーの頭の中には、
いつもこういったテロップが流れているのです。
「まだまだ甘い」
「これで褒められようと思っているのは10年早い!」苦笑
その気持ち、わからんでもないのですが、
その状態ですと、なんとも褒める機会が少なすぎるのです。
私がそういう方にお薦めするのは、
例え、水準以下でも、成長はしているわけで、
そのわずかな成長を観察してあげましょう。
そして、その成長を指摘し、褒めてあげましょう、ということ。
例えて言うならば、
水面下マイナス200メートルから、
マイナス100メートルならば、
マイナスだけど、あきらかに進化、成長しているのですから、
それは褒める。
そして励ます。
「よし、マイナス50メートルを目指そう!」と。
もちろん、まだこの時点では、
あなたが設定している水準までは到達はしていませんが、
でも、この改善、成長のプロセスなくして、水準越えはありません。
そこを応援してあげる機会を増やすことで、
水準越えの確率を高めてくれそうだと思いませんか?
そういう視点で職場を眺めてみると、いかがでしょう?
水面下で、もがいていたあの人、この人、、、
「あいつらまったくダメな奴らだ!」という気持ちが薄れ、
すこしは、彼らを応援する気になれたりしませんか?
ね?!
今日もきっと・・・I・W・D!