承認の方向に人は流れていきます。
参考:『あなたの風を待っています』
「承認の方向に人は流れていく」わけですから、
リーダーが、明確に承認していけばいくほど、
その行動は増加し、継続し、定着していく可能性が高いわけです。
しかし、一方で、
あまりにも、上司の「おとしどころ」が、はっきりして、
承認のメリハリも明確にしすぎてしまうと、
上司の求める行動しか残らず、
遊びの少ない、想定外のアイディアや行動など、
なかなか起こさない部下たちが増産していく…
つまり、リーダーの想定範囲内の組織にとどまってしまうわけです。
もし、共創する組織、や、自走する組織を創りたいならば、
その承認する範囲をもうすこしゆるくすること。
これが重要なキーになってくるわけです。
例えば、リーダーが想定している意見に対して
いいね!をいうのもいいのですが、
想定以外の意見に対しても、
「そういう視点もあるんだ!」「勉強になるわ!」と承認するのもあり、ということです。
内容について、たとえ納得がいっていなくても、
「そういう視点もあるんだ!」「勉強になるわ!」という言葉はいえるはず。
そして、このことで
多様性のある意見をいってくれて、ありがとう、というスタンスは彼らにも伝わるはずです。
お試しあれ。
きっと、思ってもみなかったアイディアに遭遇できますよ!!
今日もきっと・・・I・W・D!