『サバイバルプログラム』

 

とある過度な成果主義を進めていた企業。

社員たちに対して、幹部やリーダーたちは、

<同僚は「仲間」ではなく「競争相手」である!>

と煽って社員を動かしていました。

 

 

外向きは業績は良かったのですが、

各職場は荒んでいました。

誰も信じることができなくなり、

仲間との信頼関係が著しく傷ついていました。

 

 

こうした職場では、間違いなく

サバイバルプログラム(生き残りのための非建設的な行動)が発動しています。

 

サバイバルプログラムとは、

 

・自分の成果に結びつかないことはしなくなる

・人に協力しようとしなくなる

・派閥やグループが形成される

・インフォーマルネットワークで、噂話が横行する

・不平不満を言う

・気に入られようとゴマをする

・誰かの足をひっぱるような行動を取る

・成果さえあげれば何をやってもいい、というスタンス

 

どれも、とても建設的とは言えない行為です。

 

 

しかし、生き残るために、自然と組織に発生する行動なのです。

全体を生かそうとするのではなく、自分だけが生き残ろうとする。

このような動きを「サバイバルプログラム」にスイッチが入った状態といいます。

 

こうしたスイッチが起動してしまった会社の社員たちは

一斉にセーフティネットをつくり始めます。

 

セイフティーネットとは、自分の居場所を作ってくれる場所。

職場ではそれがないので、たとえば社内であってもアンダーグランドでの同期会、

タバコ部屋などのインフォーマルネットワーク。

 

社内に安心な場所がない場合は、

社外の営業先、他社の人材交流、勉強会、SNS。

 

こういうネットワークでは、

社内にいるよりも「受容(自分を受け入れてくれる)」ことが多く、

そちらに顔を出す頻度が多くなるのもうなづけます。

そして「あわよくば今いる環境よりも好条件のところにいきたい」と

思っている人が実に多いのです。

 

 

以前、数百人の会社ですが、

会社全体にサバイバルスイッチが入ってしまっていた会社がありました。

社員のうち約4割の人が転職斡旋サイトに登録をしている、ということを

その会社役員からお聞きしました。

(このことを知っていること自体が…???ですが。苦笑)

 

「現在は、外部環境が劣悪な環境であるため今はそれを潜めていますが、

 また環境が好転したときは一気に社員が他の会社に流出してしまう可能性をはらんでいるだろう」と

 数年前におっしゃっていました。

 

そして、数年たちましたが、

その会社はこの世に存在しません。

 

あなたの会社は、大丈夫でしょうか?

 

社員が、朝出社して、

すぐに外出し、夕方になっても外出先。

そのあと自宅に直帰する。

 

なので、一日、ずっと、がらんとしたオフィス。

それは、どういう意味なのか…。

 

解釈の仕方によっては、もしかしたら、アラームかもしれませんよ。

 

 

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