『高層ビルを建てるためには…』

 

最近、職場はギスギスしているんです…

 

業績をあげろ!

効率をあげろ!

少ない人数で回せ!

 

会議、会議で追われ、一人ひとり余裕がなくって。

 

隣の人のことを気にすることもなく、

みな、自分のことで精一杯。

 

イキイキどころではなく、ヘキヘキ。

そして、ヘトヘトですよ…。

 

***

 

そんな状態の方が多くなってきているようです。

電車に乗っていても、顔つきわるい人がめちゃ増えています。

 

おそらく、厳しい職場で痛めつけられていて、

アパシー(不感症)にならないとやってられない。

だから、感度のスイッチを全部OFFにしちゃっている…。

 

 

 * * * * * * * *

 

職場には、安心と信頼の基盤が必要です。

 

上司はもちろん、同僚同士がお互いを受け入れ、

社員一人ひとりが安心している状態です。

 

安心とは、気にかかることがなく心が落ち着いていること。

つまりエモーショナルワークが少ない状態です。

 

こうした職場では、こんな現象がみられます。

 

□メンバー間での挨拶がごく自然に行われている

□メンバー間でのプライベートな会話がある

□何でもいってよい雰囲気がある

□メンバー間で「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えあっている

□会社にいくと、エネルギーチャージできる

 

この職場には、

 

「聞いてくれる」

「否定されない」

「意見が言える」

「必要とされている」

 

という安心感と居場所があります。

 

一方、これが安心と信頼の基盤が弱い職場は、こういう現象がおきやすい

 

□社員同士の挨拶がない、会話もない

□否定、批判、批評、誹謗中傷、攻撃、嫉妬、足の引っ張り合いがあるので、余計な行動をしない

□無関心、無反応、無力感

□サバイバルプログラムが発動している

 (自分だけよければいいという態度。自分を認めてくれるネットワークへの依存)

□日曜日の夕方になると、明日からまた会社だと思い、憂鬱になる

 

こういった組織やチームの現場では一体何が起きているのでしょうか?

 

一言で言うならば<孤軍奮闘>です。

 

 

上司もメンバーも皆、仕事に追われて余裕がありません。

 

社員間の関わりが非常に少なく、

隣の席の同僚が何をやっているかも知らず、

同じチーム内でも全く協業が発生せず、

皆、決められた仕事を黙々とこなしていきます。

 

こういうチームは、一人ひとりが孤独になっていますから、

一人で考えて、悩みがあってもぐるぐるまわって選択肢がなくなり、

袋小路になって動けなくなるのが普通です。

 

でも誰も気づかない。助けない。

 

なにか問題や課題があっても、

それは自分の仕事ではないですから…と見なかったことにする。

 

人は、不安の中にいると、自分のことで精一杯ですから、

未来のこと、相手や周りのことなどに目を向ける余裕がありません。

ですから、誰かのために貢献し、

なにか創造的なことをしていこうという余裕なども当然ありません。

 

メンタル発生率や離職率が高いのも特徴です。

こういった組織が半年後、1年後にどういった業績をあげるのか…は言うまでも無いでしょう。

 

業績をあげろ!効率をあげろ!少ない人数で回せ!…という前に、

少しやることがあるのではないでしょうかね?

地盤の弱いところに、決して高層ビルを建てることはできないのですから。

 

あなたは、リーダーとして、基礎地盤強化策、なにを手掛けていますか?

 

今日もきっと・・・I・W・D!

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