「中島さん。接待に使えるお店とか、教えていただけますか?」
なにやら、僕は食にうるさい人のように見えているらしく(笑)
後輩からのこういう問い合わせが、本当に多く…。
まあ、頼りにされるのは正直、嬉しいです。
そして、後輩君たちが、
また、そういう仕事に触れることができたことを嬉しく思います。
ただ、お店のリストを紹介してもなぁ…。
接待というのは、お店だけ選べば終わり…ではないんだけどなぁ…
と、思うところがあり。
私が多くのことを学んだ、この本を紹介することにしています。
______________________
接待の一流 おもてなしは技術です(光文社新書)
田崎真也
______________________
接待のハウツーというよりも、まさに「接待道」
これまで人生の先輩たちと接待の現場でご一緒するときにしか学ぶ
<これぞ接待の達人!>…という方でもないかぎり、
なにがよくって、何が悪いのか、
ただ、正直言って「これって接待として、どうよ?」
たとえば、
「ぼくもここはじめてなんですよ」と、
ホスト側のボスが、ゲスト側のボスに言っていたり…。
ボスが部下に全部まかせっきりで、
お店の料理のケチをゲストの前でしていたり…。
本当は、ボスが、お店のスタッフと信頼関係を築き、
<ボス>と<ボスの部下>と<そのお店のスタッフ全員>で、
<ゲスト>をおもてなしする張本人なのにもかかわらず…、
店に入った途端に、<自分が一番のゲスト>になってしまったり…
「おもてなし下手」が自分をふくめて、まだまだ、
自分の中で、「接待とは何か?」を探し続けてきました。
そして、この4年間は、それを体現するために、
おもてなしの技術を高めようと努力をしてきました。
(※このことは、次回、ご紹介しますね)
ただ「酔っぱらって盛り上げる」のでもなく、
「お金を払うことが接待」でもなく。
この本は、まさに、
皆さんの中で、ちょっと気になるな…という方には、
今日もきっと・・・I・W・D!