『B to F』

昨日の「あなたはいつ喜ぶ?」には多くの感想をいただきました。

みなさんも、大きな買い物(住宅、車、保険、、、など)

をした際に、
買うまでに期待が高まり、
買った後に、失望してしまう…という体験、何度かあるようで…。

やはり…

「売るまでが営業ではないですよね。
 売ってからが、本当の勝負。」

みなさんの返信をみていて、
あっ…と思い出した言葉が「B to F」

皆さん、御存じですか?
以前、それについて書いていたのですが、
振り返ってみると、なんと、このメルマガの2号目に書いていました。

懐かしくなったので、再送しますね。笑

では!!


※2012年11月11日 に配信されたものです。
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今日もきっと・・・I・W・D! Vol.2
  『 今日は誰を感動させちゃいますか? 』
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最近、思うこと・・・・
それは、なかなか成果のでにくい世の中かもしれませんが、
どうも、マクロでとらえると、事の本質を見誤るような気がします。

全社の売上が悪いから・・・
世の中の企業の業績が伸び悩んでいるから・・・

世の中が暗いから・・・・すべてがお先真っ暗か?
・・・・というと、実は、そうではない。

実は、こんな中でも頑張っている事業所もあるし。
こんな中でも、踏ん張って業績をあげているところも、よーくみるとあるものです。
でも、どうしても、マクロトレンドに流されやすくなる。

******

僕は人と楽しく食事するのが好きなのですが、どうせいくなら、
やはり、CP(コストパフォーマンス)が高いのがいい。

でも、そういうところって、行列なしてしたり、
予約も、数か月先までいっぱい、ってなっちゃう。

CPって、別に、安けりゃいいわけではなく、
その投資した金額以上の満足があるか、どうか。

美味しいの当たり前で、
その先に、「サプライズ」があったり、「感動」があったり、
「物語」があったり。。。。。

最近、レストランでは、店主が見送ってくれるところ、多くなってきたと思いません?
わたしたちが、小道を曲がらないと、ずっと、ずっと、見送っている
・・・こっちが申し訳ないな、と思うくらい。

でも、これって、もうそろそろ普通になってきちゃったかも。

感動って、瞬間瞬間で繰り出すアートのように感じます。
なんか、一回みたものだと、「はいはい、知ってます」になるし
用意されているものだと、「はいはい、みんなと同じね?」になっちゃう。

なんて人間って貪欲なんでしょう・・・笑
マニュアル化したとしても、そのサービス自体も、すぐにコモディティ化しちゃう。

だからこそ・・・

そこをのりこえていく創造力が、強い店なんだろうな・・って。
そういうことができるお店にはお客様がそのお店のファンになる。
毎回、きたくなる。通いたくなる。

以前から、ハレの日にしかいけませんが、とっても好きなお店が神保町にあります。
いまでこそ、食べログで4.5以上と、異常なほどの人気店になりましたが、
ここは、本当に毎回、サプライズをくれます。
(※店舗名を知りたい方は、メールください。こっそりお教えします。笑)


ホスト側の僕でさえも、新鮮に驚ける。喜べる。
だから、はじめてお連れしたゲストは、本当に感動する。
僕だって、そんなにおカネ有り余っているわけではないので、
一回の食事に、自腹で1万5千円/人もかけるのには勇気がいります。

でも、あの感動を感じちゃったら、例え、2ヶ月先でも予約をいれたくなるんです。
大事な人をよろこばせたいと思って。

ある人が教えてくれました。
「これからは、B to C(カスタマー)だなんて、もう、それでは差別化がない。
 これからは、B to F(ファン) ですよ」って。

 ほんと、そーなんだろうな、と痛感します。

「カスタマー」と括ってしまっては、名無しの権兵衛になっちゃう。
「あなだだけに」となると、感動する。ファンになる。
そして、どれだけ、そのファンに向けて、価値を提供しつづけることができるのか。
そこまで構築された関係は、そう簡単には崩れない。

振り返ってみると、ぼくがファンになってしまったお店って、
リーマンショックのときや、3.11のときでさえも影響は少なかったと思います。

あまりマクロトレンドには左右されない、っていうんでしょうか。
そう考えると、自分は投資金額以上の感動をあたえられているのだろうか?
・・・という問いがながれます。

いやーーーー精進、精進!
さあ、皆さんも、今日は、誰を感動させちゃいますか?

今日もきっと・・・I・W・D!

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