『あなたの部下は、何角形?』


先週の「バンジージャンプ」

多くの方から返信をいただきました。


ある経営者が

こう教えてくれました。


「外資にいたころは、何度も何度も飛ぶことを強制されたり、

 逆に仕掛けたり、考えている暇もなく、変化に対応してきたものです。

 しかし、今の会社は…。

 飛ぶことを長い間していない会社を変えるのは

 背中を押す手がたくさん必要ですね。」


本当に、その通りですよね。


以前、別の社長がこう教えてくれました。


「中島くん、僕は部下の顔を見ると、

 丸にみえたり、六角形にみえたり、

 三角にみえたりするんだよ。

 あ…別にその形は、顔の形ではないんだよ。笑」


どういうことですか?と尋ねると、

おもしろい例え話をしてくださいました。


「正三角形ってあるよね。

 Aの辺、Bの辺、Cの辺があったとして、

 全部の辺が同じ(A=B=C)ならば、

 横から少し力をかければ、コロンと転がる。


 でも、人間って面白くって、

 しばらく時間が経ったり、成功しちゃったりすると

 底辺が長くなるんだよ。ビヨーンとね。


 すると、横から力をかけても、

 なかなかコロンと転ずることはない。


 ベテランになると、

 二等辺三角形の底辺が長くなる


 成功体験が強いと

 二等辺三角形の底辺が長くなる


 同じ部門でずっと下から上がってきたリーダーは、

 とかく底辺がやたらと長い三角形の人もいるから

 すこしの辺が長くなる前に、違う環境に動かしたり、

 変化を課すことが重要なんだよね。


 まあ、そうやって修羅場を乗り越えてくると、

 その角がとれて、だんだんと、多角形になってくるから、

 変化に対する恐怖心があまりなくなるし、

 転がる速度は速くなるんだよ。


 幸い、僕はこれまでの経営で、それを意識してきたので、

 うちの役員は、まあ、五角形か六角形くらいかな。

 僕は自他共に認める ” 丸 ”  だけどね。笑」


長いこと飛ばないと、飛ぶことに恐怖を覚えます。


飛ぶことの喜び。

変化する喜び…

進化する喜び…


飛ぶことの喜びを感じることのできる企業でありたいですよね。

さあ、あなたの部下は、何角形?


そして、あなた自身は、何角形?


今日もきっと・・・I・W・D!

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