「部下のタイプにあわせたコミュニケーションをとろう」
「強みにフォーカスしよう」
「適材適所」「ほめて伸ばそう」…
確かにそうなのですが、あまりこれに偏り過ぎてもいかがなものか、と思います。
部下の得意な分野に焦点をあてて役割を与えたり、業務配分をしていくことは
短期的な成果には結びつきやすいでしょう。
しかし、その最適化が過ぎると、そして長期化し過ぎると、安定はするのですが、
一方で、変化や未経験なことへの抵抗や反発する人や風土になりやすくなってしまいます。
確かにその人の強みにあわせるのもいいのですが、
ある程度の割合で、得意領域以外の未知領域への挑戦をさせたり、
本人の意思や常識などを鑑みない理不尽な要求、などを起こしておかないと、
ストレス耐性は高まりませんし、成長もしないでしょう。
経営者クラスやリーダークラスの方に
「どんな時に、ご自身は成長したと思いますか?」
という問いに、間違いなくほとんどの方が
「未知領域への挑戦、理不尽な要求への対応、修羅場の体験…」があがります。
にもかかわらず、自分の部下たちには、その環境をつくることに躊躇をしてしまう。
1か0かではなく、ある程度、その環境をつくっていきたいですね。
無菌状態では、この会社をサバイブさせていける次世代のリーダーは
なかなか生まれてこないのではないでしょうから。
みなさんは、どう思いますか?
今日もきっと・・・I・W・D!