ピーターの法則で「人は無能になるまで出世する」という言葉あります。
プレイヤーのときには優秀であっても、
部下やメンバーを管理する、マネジメントする、となったとたんに不具合がでる人…。
いらっしゃいませんか。そういう人?
それは「プレイヤーよりも、管理職の方は難しい」ということをいっているのではありません。
双方に必要な能力が異なるわけで、プレイヤーのときに必要である能力と、
管理職に必要な能力は違う、ということなだけ。
ですから、管理職になったら、その時に必要なものが、もし自分の中にないならば、
必死に身に着ける努力をしなくてはいけないわけですよね。…ただ、それだけ。
企業では、いろいろな役割を与えられます。
それは、演劇で、役者一人ひとりに台本を与えられるようなもの。
「ヒーロー」の役もあれば、
「通りがかりの町民A」といった役もある。
どれがエライとか、すごいとかではなく、
その役ひとつひとつを、各人が演じ切ることで劇が完成するわけで、
個人的な気持ちで好きがってに役を演じてしまうと困るわけです。
また、劇が違えば、役割も違うわけで、
毎回、毎回、その役になりきらないといけないわけです。
いつまでも、
「あのときのヒーローの役がよかったなぁ。。。」といっている場合ではないのです。
あなたは、いま、会社からどんな台本をもらっていますか?
観客からは、どんな振る舞い、
どんな演じ方を期待されていると思いますか?
過去に成功した役割に執着していませんか?
人は無能になるまで出世する
常に、無能である自分にぶつかり、気づき、努力して、演じ切る・・・・
そうすれば、きっと、さまざまな役のオファーがくるはず。
そうでなければ、ずっと、万年その役で生きていくしかない。
無能は、次へのチャンス!
今日もきっと・・・I・W・D!