『脳天直撃のインパクトクエスチョン』

 

「中島さん、いきつけのお店に連れてってくださいよぉー?」

 

2010年の1月くらいだっかと思います。

当時の部下からのこの問いが、僕を突き動かし、

いまから思うと、人生を変えてくれたんだと思います。(大げさ?)

 

実は当時、僕のいきつけのお店は、正直いうと一軒もありませんでした。

チームでの飲み会もメンバーまかせ。

お客様との会食のお店選びも、アシスタントまかせ。

 

しかし、だんだんとまずいことが起きてきました。

 

というのも、アシスタントさんも、お店を選ぶとき、

ネットでの口コミサイトを参考にします。

 

で、評価が高いところを選んでくれるわけです。

 

でも、そのアシスタントも行ったこともなければ、私も行ったことがない。

なんとも、あぶなっかしいチョイスですし、

いまから思えば、まったくありえないことをしていたわけです。

 

初めていったお店で会食をするのですから、お店の人と話すのも初めて。

どんな食事なのかをしるのも初めて。雰囲気も、値段もよくわからない。

 

なんともドギマギしている中で、最悪の事態です。

それは…<お客様の方が、そのお店の常連客だった>…ということ。

 

完全にアウェイ感。泣

ただ、お会計のときにこちらが払うだけ…という双方、居心地の悪い会食。

 

絶対にこれじゃだめだわ。

行きつけのお店をすぐにでも作らないと!!と強く思っていた矢先に、冒頭の部下からの質問です。

 

…中島さん、いきつけのお店に連れてってくださいよぉー?…

それは、それは、脳天直撃のインパクトクエスチョンだったわけです。

 

そして、先週末紹介をしたあの本

「接待の一流」おもてなしは技術です(光文社新書/田崎真也著)

との出逢い。

 

…はい、接待は3流。いや、4流以下です。

 そもそも、おもてなししている余裕ないですし…。 泣

 

それからというものアンテナは立ちっぱなしです。

テレビの情報番組で2010年2月に放映された牛込神楽坂特集でランクインされていたイタリアン。

カウンターのみのお店で、店主が一人できりもりしている。

なにかピンときちゃって、まずは、番組終了をまたずに、速攻で予約をし仲間といったんです。笑

 

すると、なんとも自分の大好きな空間があって。

美味しいし、雰囲気もいいし、お店の独自の特徴もある!

 

その場で、2週間後、そのまた3週間後に、誰と行くかは決めないまま、予約をいれました。笑

すると、連れて行った人が幸せそうな顔になっていく。

それは、もー、たまらない瞬間です。

 

もちろん、その後、何回も通い、こうしたお店との関係が構築されると、

そこにお連れするお客様を、ごくごく自然に私と店主とで一緒におもてなしする形となり、

お客さまもたいてい喜んでいただけるようになり。

 

中には、そのお客様も自らのご友人やお客様をつれていくような…

そんな輪がひろがっていくようになりました。

 

 

それからというもの、ここ6年間は徹底してこうした活動をしてきました。

 

はじめは、情報番組や口コミサイトでなどで、ランキングに上位にでたところにかたっぱしから通う!

という活動でしたが、最近では、

 

「信頼のおける知人に、その人の行きつけの店に連れて行ってもらう!」

「いきつけのお店の店主と、自分のいきつけを紹介しあい、一緒に食べ歩きをする!」

「空白地帯がまだあるので、2014年は恵比寿エリアを中心に探検、開拓!」

と、なんだか、6年前では考えられなかった行動をしていて、笑えます。

 

 

今では、店主やお店のスタッフと一緒におもてなしできるお店が20軒はできました。

そういう意味で、6年前のあの部下からの問いに感謝ですね。

 

きっかけさえあれば、変われる!!

自分にとっても大きな自信になっています。

 

 

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