『100万人に1人の存在』

 

先日、読んだ本でこう書いてありました。

 

「どんな人でも、「正しく」努力すれば100万人に1人の存在になります」と。

 

リクルート社フェローから民間人校長となって有名な藤原和博さんの言葉です。

(『藤原先生、これからの働き方について教えてください。

  100万人に1人の存在になる21世紀の働き方』 (DISCOVER21世紀の学校) )

 

時代の常識が、私たちの世代とはがらりと変わり、

これからの時代の生きていく子どもたちにとっての教えとなるもの、参考になるものはないか、と

いつもいろいろと探してはいるのですが…。

 

今回のこの本は、自分が読んでいても学びが多く。

希少性を高めるステップとして紹介されていた(帯の図表参照)のが、これ。

 

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1)まず一万時間(20代の5~10年)で「左足の軸」(三角形の基点)をつくる →1/100

 

2)次に、もう一万時間(30代の5~10年)かけて、「右足の軸」(三角形の底辺)をつくる →1/1万

 

3)さらにもう一万時間(40~50代)かけてできるだけ遠くに踏み出し、三角形の頂点をつくって「大三角形」を形づくる → 1/100万

 

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なるほど、確かに、自分も

20代の10年で○○○を死にもの狂いで頑張って。このジャンルなら負けない、というものを身につけたし。

そして、30代での10年では〇〇〇が右足に相当するんだろうな…。

そして、いまは、○○という新しいジャンルで大きく踏み込んでいこうとしている、ということか…。

 

といちいち、自分のこれまで足跡を検証するのに参考になるものでした。

 

 

しかし、何事も100人中一番になるのは大変なこと。

ましてや、100万人に1人の存在になるのは、2~30年といった時間がかかるもんなのか…と

頭の中でいろんなことを妄想しながら電車にのって、到着した新宿駅のホームを歩いていました。

 

ものすごいラッシュアワーで、殺気立っている人ごみ。

イラついている人も、そこかしこでいますが、

でも、大半は、表情がまったくなく、生気を失った目。

あたかも顔の表情の電源を完全OFFにした状態の人たちだらけの新宿駅。

 

(うわーーーー。

 ここに何人、いるんだろう。

 そして、すれ違う人、すべての人の眼が死んでる…。

 よくよくみると、一人もイキイキしている目つきをしている人がいないや…。怖えぇ…。

 早くこの駅から、去らなくては…。)

 

と、思って、足早に立ち去ろうとしたとき、

ふわっと、あることが浮かびました。

 

(ん??

 ここで、もし、俺がイキイキとした優しさと癒しをもった目をしたら、

 この新宿駅の中で唯一の存在にならないか??笑 )

 

ためしにやってみると、

不思議にあったかい気持ちになれる。

 

そして、さっきまで真剣にこの場から早く立ち去りたい、といった気持ちが一切なくなり、

すれ違う人、すれ違う人に癒しを与えられたら、どんなにいいのに…と思えるくらい妄想が進みました。笑

 

『これって、100万人に1人じゃね?!笑』

※そう思って、あとで、調べると

新宿駅の一日乗降客数って360万で世界一なんですね…。人が多いわけだ。

 

あれから、週に一回は通う街、新宿。

すこしこの街が好きになりそうです。

 

 

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