部下がついてきてくれるのは、
あなたのポジションパワーがそうさせているだけであって、
ビジネス抜きならば、ついてこないかもしれません。
ドキっ…
そう考えると、
いまついてきてくれていること自体、
感謝に値するかもしれません。
先週、とあるメンターから、進められた本を読みました。
それは、
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍をさせられ、
そのまま定年を迎えた主人公。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。
妻は夫との旅行などに乗り気ではない。
「まだ、成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが
取り立てて特技もない定年後の男に職などそうない。
生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるの?
(表紙カバーより)
まあ、書評コメントをみると、賛否両論ではあるのですが、
「自分とは違う」「自分はこうはなりたくない」
「でも、自分もそうなるかもしれない」…という内側の踏まれたくない
大事なものに触れるたびに、もんもんとする感じが、またいいのかもしれません。
数年前、人生の先輩たちが、
「中島君、定年後は、教養と教育が必要だよ。」
といわれ、「は?」という顔をしていたら、
「今日、用がある(きょうよう)」
「今日、行くところがある(きょういく)」
といわれ、あらら…と思ったことを思い出しました。(笑)
いずれにしても、どんな世代も将来、避けることのできないお話。
自分はどうなんだろう。
私は、4年前に組織から飛び出たときに向き合いました。
みなさんは、いかがですか?
心の底からついていきたいと思われているリーダーですか?
それとも、そうでないリーダーですか?
ぜひ、終わってしまってからではなく、
終わった人…になる前から自問自答してみましょう。
今日もきっと・・・I・W・D!