あなたにとって「記憶に残る受付」はどこですか?
いまでは、効率化ということで
電話やタッチパネルだけの会社もありますが、
私にとって記憶に残る受付は、いくつか鮮明に思い出せます。
その中でのナンバーワンは、
福島県の郡山に本社がある食料品を中心とした
スーパーマーケットのヨークベニマルさん。
ここの受付の女性のおもてなしは、きっと、
ここに一度でも訪れた方ならば、みな共感してくれると思いますし、
実際に、この話をすると、訪れたことがある方は、
「ああ、そうなんです。あの受付の女性は、すごいですよね。
感動してしてしまいましたよ。」と話題になるほどです。
はじめての訪問のときの丁寧なおもてなし。
そして、二回目以降は、こちらから名乗るまえに、
「中島さん、こんにちは。お待ちしていました」とおもてなし。
顔と名前が一致しているだなんて、嬉しいですよね。
そして、
「先日、お話されていた、〇〇はいかがだったんですか?」と、
前回、雑談をした内容を覚えてくださっていて、
さりげなく会話に織り込みます。神です!(笑)
世知辛い世の中で、ここまで、一個人を大事にしてくれると、
ホロリときますし、ああ、また来たいなここ、と思うわけです。
***
今週、私は大阪出張だったのですが、
久しぶりに、そういう体験をしました。
そう、本当に、久しぶりに。
講演が終わった後に、応接室にて昼食でも、と通されると、
机の上に、あるカードが。

くぅーーーーーー。
嬉しい。
そして、私たちの世代にとっては、
なんとも、懐かしい。
でも、新しい。
以前はこういうことをしてくださる人や企業も確かにありました。
しかし、ここ十数年の効率化や成果主義やらで、
成果に直接関係なさそうなことは、まっさきに排除させるといった時代の波に、
この手のおもてなしは、この日本から「完璧に絶滅したもの」と思っていました(泣)
しかし、ここにあったのです。
間違いなく。ありました。
「時代と逆流しているかもしれませんが、
私たちは、このスタンスを大切にしています。」と。
素敵です。
個人的には
こういうマインドを大切にして体現している会社には未来があってほしいし、
もし、こういう会社に未来がこないのであるならば、
こんな日本に未来はないと思う!...のです。
いいすぎでしょうか?
今日もきっと・・・I・W・D!