「仕事も人生もABCが大事」と
経営コンサルタントの小宮一慶さんは提唱しています。
ここでいう「ABC」とは、
A:あたりまえのことを
B:バカになって
C:ちゃんとやる
ということ。
あーーー、なんだ、、、
と思った方もいるかもしれませんね?
私も、当時、小宮さんの講演でこれをきいたとき、
「あははーーー、なんだーーー」
と、一瞬笑いましたが、、
でも、しばらくして、
「確かに!」
「これって、深いかも」
「ほんとに自分、ABCできてる?」
と、、、内省するドキッとする問いになりました。
先週の「記憶に残る受付」
を読んだ方からも、下記のような返信をいただきました。
本人にも許可をいただき、掲載しますね。
****
おはようございます。
最近ですが、「お客さんに刺さること」って何かな?
ということを考える機会が多くありまして、
今日のメールはなんだか示唆があると思い、思うことをつらつらと…。
自身が担当していた取引量No1の会社が
今年4月に経営体制を大転換することになったんです。
その影響から
これまでの取引も、ほぼ白紙になることが決まりました。
その当時の心境としては、前年度から予想していたものの、
最悪のシナリオで、これでどうやって目標達成しろというんだ、と(苦笑)
その後、
「これは必死に頑張らないとまずいぞ!!」という危機意識から、
昼夜を問わずその会社に対しての提案活動、顧客サポート・・・・etcと、
バタバタの連続となる約半年間を送る形となりましたが、
現状では、
取引量も過去最高益、顧客内シェアもNO.1と顧客との関係性も深まりまして、、
個人的に苦しかったことも、今では笑える状況に何とかたどりつきました。
__
提案のバタバタもひと段落したこともあり、
先方のキーマンから労ってあげるから、と
サシで飲む機会が先日ありました。
その中で改めて伝えられたことは
「こっちの状況をしっかりとみて提案してくれたから、任せようと思ったんです。
短納期でいろいろと相談したけど、
対応もかなり迅速に進めていただけたこともあって、
しんどい状況になっても一緒に頑張ってくれるだろうと思えたんですよね」と。
この状況の中ではあたり前のことなんじゃないですか?
ということを聞いてみると、
必ずコンペ先となる会社を例に出し、コメントされたのが、
「彼らの内容はきれいな提案だけど、ウチのことは考えていないんですよね。
言っていることも、自分たちのロジックに最終的に当てはめようとするし、
何だか、必死で考えて、汗をかいている様子があまり見られないんですよ。」と。
先方曰く、自社とコンペになったプロジェクトでは
全て自社に依頼されたとのことで、取引量が増えた背景がしっかりと
評価されていたことを嬉しく思う反面、責任を持たないといけないな、
と気が引き締まる時間にもなりました。
そんなこともあり、今日のメールもみた際に、
自分の経験と照らし合わせて考えてみると、
以前紹介してくださった
・A:当たり前にしてもらうと嬉しいことを、
・B:馬鹿みたいに必死で考えて
・C:ちゃんとやり続ける
ということが、人が喜んで動いてもらうための
ABCなんだなぁーと、ふと思いました。
でもこれをやるためには、損・得という観点を抜きにして、
まずは自分からGiveの姿勢をつらぬくことが必要なので、
そこは意識していきたいな、と改めて考えました次第です。
朝から思ったことをつらつらと、
自分の中でも整理をするうえで、書いてみました。
生々しい実例系のIWDはやっぱり良いですね(笑)
****
リアルな体験ですよね。
ありがとうございます。
僕はこのメールをいただいて
このメルマガを思い出しました。
こちらも参考まで。
今日もきっと・・・I・W・D!