エグゼクティブコーチング。
年間顧問契約のクライアントのみなさんは、
もう、5年目になる方ばかり。
そこまでのお付き合いになると、
月に一回くらいの頻度が、丁度いい感じのようです。
以前もご紹介しましたが、
彼らは、直線的に成長するわけではなく、
春夏秋冬、
あがったり、さがったり、と固有の波長を描きながら
成長しているのです。
参考:
『スパイラルアップしながら成長する』
そして、面白いのが、
ある日突然、非連続的なシフトを起こす瞬間もあり、
一カ月前は
「グダグダと覚悟をいれられずに、言い訳けじみた発言だったり、愚痴っていたような状態」も
次の月には、
これが同じ人なのか!?と目を疑いたくなるくらいに変わって
すっかり覚悟をいれてきって、変容しきってしまうときもあるのです。ホントに(笑)
そして、これがまた面白いことに、
私がその変貌ぶりをフィードバックしてはじめて、
「あ、変われてますかね…。
いや、自分ではわからなくって。
そうやっていわれると、嬉しいですね」と。
これこそ、定点観測としてフィードバックをしながら、
成長した様を刻んでいく嬉しい瞬間です。
***
実は私も、「定点観測からのフィードバック」をあらかじめ決めています。
例えば…
毎週通っているジム。
80回通っていますから、かなりのデータベースです。
汗のかきかた。負荷をかけたあとの復活するまでの時間の長さ。
プロの目からみて、私の体調のうねりはどうなのか、フィードバックをもらうようにしています。
そして、同様に、三週間に一回の散髪屋。
月に一回のボディクリーニング。
そして、月に一回いく馴染みの飲み屋。
それぞれ、5年から8年、通っていますので、
私の変化点はすぐに彼らは気付きます。
そして、指摘をしてくれます。
先日、
馴染みの飲み屋の女将さんから、
「いままでにみたこともない疲れ切った顔ね。
早く帰って、寝なさい!」と。
即行で、休養を捻出しました。
自分の変化(ポジティブも、ネガティブも)は、なかなか気づきにくいのと
(まだ大丈夫。きっと大丈夫!…と思って)対策を打つチャンスを逸したり、
タイミングが遅れてしまうことで、重大な事態になることもありえます。
やはり、週次、月次、四半期といった視点で、
俯瞰してフィードバックをしてくれる定点観測点を用意しておくといいな、と痛感しています。
皆さんは、いかがですか?
今日もきっと・・・I・W・D!