実は幼少(幼稚園から小学低学年)のころ、いろんな偉人の自伝を読んで
こんな感想をもらしたのを今でも覚えています。
『もう、誰かが、こんなにも発明しちゃったり、
発見しちゃったのだから、いいことし尽しちゃって、やることがない。つまんない。
もっと、前の時代に生まれたかった!!』
と。
どんだけ、一番が好きだったんでしょう。(笑)
新しいことは、もうないじゃん。つまんないじゃん。
自分が一番最初に見つけたり、手をつける領域が、もうないじゃん!
と幼少の中島君は本気で思っていたようで...。
あれから、40年間。未知なる研究ジャンル、
誰も手を付けてもいないチャレンジ案件は、山ほどあるし、
ものすごいスピードで世の中が進化し続けるとは、当時は思ってもいなかったわけで。
あまりの恥ずかしさに、顔から火が出そう、ですが。
***
昨日、
上野の国立科学博物館で開催されている
特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」
にいってきました。
最も身近でありながら、最も奥深い秘境、人体の世界に
先人たちは、いかに魅了されて、飽くなき探究の歴史と功績の上に
現在があるのか、、、深く、感動しました。
本当に、これでもか、これでもか、と進化をつづけてきた人類。
その時代時代の先端技術の進化によって、
そのときまでの常識だと思われたこと、信じていたものが一瞬にして覆され、
見えなかった世界が、一気にみえはじめ、
爆発的な進化がそこに波のように押し寄せる...
これを繰り返してきた上に、次の世代がバトンを引き継いでいくさまが
しみじみと伝わってきて、なんともありがたい世の中に生まれたんだな、と感じました。
※当時の中島君の「もっと、前の時代に生まれたかった!…は、撤回です。(笑))
そして、
先日までやっていたNHKスペシャル
『神秘の巨大ネットワーク』は、まさに、近年の先端技術の進化による
これまでの常識が、一新されたことは、前のメルマガでも記載しました。
脳や心臓が人体の中心…
といった従来の考え方や常識が一気にふっとびました。
脳以外の臓器同士や細胞同士のコミュニケーションが
まるでおしゃべりのように交わされていて、
お互いに刺激しあい、命や健康を支えている。
自分で考え、自分で行動し、
振り返り、改善し続ける…
これを、自走する組織とするならば、
「自走する組織のロールモデルは、こんなにも身近な体内にあった!」
と思えたのです。
これは、もう、
引き続き研究していきたいテーマですね!!
I・W・Dになってきました!
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国立科学博物館(6月17日まで)
https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/networksymphony/index.html?movie=true
NHKスペシャル
https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/
このサイトも事前にみていくと、さらに楽しめると思います。
興味がある方は、ぜひ!
今日もきっと・・・I・W・D!