『さっさと手放して、あらたな役割を全うしよう』

 

この季節、人事異動も多く。

 

メルマガの返信で、

「四月一日付で○○に異動となりました」と近況をちらほらとご案内いただく毎日。

 

中には、

これまで長いことすごしてきた場所と全く異なる新天地への着任を

命じられた方もいらっしゃいます。

 

まったく知らない事業

まったく知らない技術

まったく上司も、部下も、同僚も、まったく知り合いがいない組織

 

本当にドキドキすることと思いますが、

ここまで知らない世界だとなると、逆に割り切りができるようで、

 

「まずはいろいろ教えてもらおうと思います」

「部下の顔と名前を、いま必死に覚えています」

「経営は、要は私に「プレイヤーや職人であることを求められていない」ことははっきりわかりましたので、

 マネジメント、そして、経営者としての視点を身に着けられるように、割り切っていきます」

「いっそ、誰も僕のことをしらないので、別のキャラクターでいこうかと…(笑)」

 

 

そうそう、その調子(笑)

 

いままでのギアをさっと入れ替えて(入れ替えざるを得ず?)

前に一歩、踏み出せている方の方が多いようです。

 

***

 

一方、

馴染みの事業、馴染みの技術、馴染みの仲間たちに囲まれて、

さらに上位職への切符を手にされた方の中には、

 

さささと、いままでのことを手放して、

これから期待される新しい役割を演じてやろう、、、という形で、

ギアをさっと入れ替えることのできる方も

 

いることにはいますが、、、

 

どうしても、

現場のことが気になったり、

任せるべきことを任せられなかったり、

その結果、忙しい、忙しい、と繁忙感が増すばかり。

そして、期待されていた新しい上位職としての役割をまったく全うできていない、、、

 

といったリーダーも多いものです。

 

状況としては、

まるで、一速ギアで、ギアチェンジせずに

時速200キロまで引っ張ってしまって

エンジン焼き切れんばかりな状態。

 

本来ならば、三速、四速、五速、、、と、

ギアチェンジを求められているのにもかかわらず、

あらたな方法や変化をおそれ、もしくは、自分の裏目標を握りしめているがために、

自分の得意技を手放すことができずに、そのまま強引にひっぱってしまって、

結果的に、組織の崩壊の危機になっているわけです。

 

 

まったく異なる新天地に辞令が出たときは、諦めがついて手放せたのに、

後者のケースで手放せないのは、あきらかにエゴとへんてこりんなプライドと、

どうしようもない裏目標を握りしめて、身動きとれなくなった証拠。

 

手放していきましょ!

さっさとね。

さもないと、「うんこ」になっちゃうよ(笑)

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

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