『結界を越える』

 

結界とは、一般的には

神社仏閣における聖なる場所と、

俗なる場所とを分ける境目のことです。

 

 

身近な例では、

お店の暖簾は結界になっていて、

店の中と往来との間の仕切りになっています。

 

カウンターも、

神聖なる内側と、客が座る席とで、

結界となっているのかもしれません。

 

 

結界を越えるのはなかなか勇気のいることですよね。

 

 

女性メルマガ読者のYさんは、

昨年のIWD‐LABのイベントでこんなことを宣言していました。

 

「独り飲みに憧れている。

 でも、できてない。

 いつかきっと!」

 

そして、このYさんは、

先日の勝手にラボリアルではこんな宣言をしていました。

 

「いつかきっと、

 一日店長とか、一日ママをしたい!」と。

 

どちらも、結界(暖簾とか、カウンターとか)を越えなくてはいけません。

なので、なかなか実現できてこなかったのかもしれません。

 

ということで、

週末、YさんをOMIYAMAにつれていきました。

 

そして、ママにそのことを告げると

 

「入ってみる?」と。

 

神聖なるカウンターのあちら側にいれていただくことに。

 

なにも心の準備が整っていなかったYさんは、

わーーきゃーーーいって、オタオタして、

数秒でこちら側に帰ってこようとします。

 

「オイオイオイ

 ダメダメ、もっと、そこでしばらく立ってないと!」

 

こちら側の面々は、無責任にも、そういって、押し返します(笑)

 

ママも優しく

 

「ダメよ。そこでちょっとしばらく会話してごらんなさい」と。

 

Yさんの顔は引きつり、

言葉はうわずり、

 

すぐにくるっと後ろを向いて、

「ママ、手伝いましょうか?」と、

洗い物を手伝おうと作業者に成り下がろうとするYさん。

 

ママがすかさず、

「洗い物は私がやるから、

 ドンとここでしっかり立って、

 カウンターのお客さんの顔をまずみてみなさい。

 

 見たことがない世界でしょ?

 でも、いろいろ見えてくるでしょ?

 そう、それがカウンターのこちら側の世界なの」と。

 

Yさんも、結構、根性がある方で

はじめはどぎまぎして、どうしようもない状態でしたけど(笑)

 

30分もすると、なんか顔つきもかわってきて。

60分もすると、笑い声も、だんだんと大きくなり、

たまにみせるどや顔は、

もう、これは、病みつきになっているな、、、、という感じ。

 

写真を載せておきますが、

(顔出せませんけど)何となく嬉しい感じ伝わってくるでしょ?

 

 

結界を越えるのはなかなか難しいけど、

越えた先には、その人の可能性が開く瞬間がみれるんだな、と。

 

人って、踊る場所さえ用意すれば、

まあ、上手い下手は別として、踊れちゃうんだな、って。

 

そして、それを30分とか、一時間やれば、

結構、その人の面白い一面がでてきちゃうんだな、って。

 

 

ここでも、人の可能性を垣間見ることができました。

 

ああ、

みんなの自らの結界を越える瞬間のサポートしたいな

そう強く思う経験でした。

 

あなたは、自分の結界。

最近、越えていますか?

 

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