『すこしだけ、ほんの少しだけ』

 

先月末にランニングコーチの

パーソナルレッスンを受け始めてから一カ月。

 

一昨日、三回目のレッスンでした。

 

実は、かなり重い気持ちで、

会場となる織田フィールドに向かっていました…

 

というのは、

 

自主練をすればするほど、

走ることに自信を失っている自分がいたからです。

 

***

 

確かに、

パーソナルレッスン中は、

 

「未だかつて見たこともないような速度で走っている自分」

 

(今までは、7分半/キロが安定だと思っていたのですが、

 背筋を伸ばす、前傾姿勢、脚をあげるのではなく踏むことに意識、、、などの留意点を守ると

 自然と5分/キロで走ってしまっている自分と出逢えているのですが、、、、)

 

さて、自主練をしようとすると、

 

息はあがるわ、腿はハルわ、、、、で。

苦痛でしかなく。

 

それもそうですよね。

そもそも、これまでそういった「負荷をかけたトレーニング」を避けてきたわけですから(笑)

 

「未だかつて見たこともないような速度で走っている自分」という状態は

せいぜい、400mが関の山。

 

どんなに死ぬ気で頑張ったとしても、1キロが限界という状態だったのです。

 

一方で、予定をしている大会はどんどん近づいてきていて、

先日は、試走会と称して、ぴよぴよ仲間と20キロを走ることを予定していたのですが、

 

なんと、前半はよかったものの、後半からズタボロに。。。。

 

新しく手に入れた走法も、理想と現実(鍛えられてない心臓と脚)を前に、

ぐちゃぐちゃになってしまっていたのです(泣)

 

***

 

そんな気持ちで、迎えた3回目のパーソナルレッスン。

正直に、ありのままにコーチに打ち明けました。

 

すると、コーチはこういいました。

 

「先日までのは、理想の走法です。

 でも、それを支える心臓も脚もまだできていませんから、それはそれで時間をかけて構築しましょう。

 なので、今日は、理想形は、それはそれで、置いておいて。

 今日は、目の前の大会で、自己ベストを出すための走法を編み出していきましょう!

 そのためにも、お逢いする前の中島さんの得意な走法から、

 すこしだけ、ほんの少しだけ味付けをする程度にしていきましょう」と。

 

要は、理想形から降りてくるのではなく、

現実の慣れた走法から、すこしだけ変える、

ということ。

 

これは、

「ぐちゃぐちゃになって」

「走る自信を失いかけた」僕にとっては、リスタート!

 

コーチを受ける前の走法で走るのは、久々でした。

そして、そこに、

 

「すこしだけ、ほんの少しだけ味付けをする」

 

ことを意識して、すこしづつ、すこしづつ、理想に近づけていく。

そして、ちょっとでも違和感を感じたときは、すこし戻して、

でも、戻しすぎたら、また戻し、、、、と修正して。

 

そんな調整をしながら、

いまの自分の心臓と脚力にあったところを見つけていく作業をすること15分。

 

コーチは

 

「じゃ、いまのこの走りを定着させましょうか!?

 400mを三週してみてください」

 

と。

 

結果、、、、

とてもカンファタブルで、

朝方まで重くのしかかっていた気分がウソのよう。

 

「これなら永遠に走れるんではないか?」

(ちょっと大袈裟?でも、それが本来の私のノリ(笑))

 

と思えるような状態で三週を走り終えました。

 

そして、コーチが駆け寄ってきて、私にいまの走りのビデオをみせてくれ、

いま、どのくらいのタイムで走っていたかわかりますか??と。

 

時計をみると、なんと、、、、5分45秒/キロ。

なるほどぉー。

 

しっかりと「自信を復活させ」つつ、

ちゃっかりと「自己ベストだせますぜ!」と後押しされた感じ。

 

やりよるなーーーーコーチ!

 

横浜マラソン、あと11日。

愉しんできます!

 

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