ある本を読んでいた時に、
「あなたの幸せの定義は?」とありました。
皆さんの幸せの定義は、なんでしょう?
私も普段から、いろいろ考えてはいますが、
この著者の指摘には、
「なるほど…」と唸りました。
その本には、
「恐れをなくすこと」
「人生に怖いものがない、これが最大の幸せです」
と、ありました。
確かに、私もここ数年、
知人の死や、
母親の死などを通じて、
たくさんの本を読み漁り、
死の意味についての新しい解釈が手に入り、
死をいたずらに恐れることは、いまでは、ほとんどなくなりました。
また、以前は、高圧的な経営者や、
きらびやかな経歴をお持ちのエグゼクティブに対して、
すこし苦手意識がありましたが、
いまは、まったく恐れがなくなりました。
また、講演も、
以前は50人も目の前にいるとビビりまくりでしたが、
いまはどんな方が対象であろうが、
300人がはいろうが、1000人はいろうが、
まったく冷静に、いつもどおり講演できるようになりました。
「怖いものがないこと」
「失うことの恐れから脱すること」
以前と今の私は、雲泥の差。
以前も幸せだとはおもっていましたが、
いまは、もっともっと、ものすごく幸せであること…
をこの本ではっきりと認識できました。
来月、とある企業で、
次世代リーダー育成プログラムに参加している面々とはじめてお逢いします。
とても厳しいコースらしく、どうやらこの半年間、
そのプログラムの中で参加者はボコボコに叩かれてきたようで…、
「恐れ」がでてきて、なかには「萎縮」してしまっている人がいるようです。
私が提供できること。
それは「恐れ」とのお付き合いの仕方を伝授すること。
そのために、私自身が自ら「安全地帯」から飛び降りること。
具体的には、
ノンストラクチャー(無構造)のディスカッションの時間を
てんこ盛りでやってみよう、と決めました。
一般的に講師は、「用意していたテキスト」、
「準備していたエクササイズ」、「周到なティーチングトーク」で
自らの身は守られているものですが、その立場で、
「さぁ、恐れることをやめましょう!」
といっても、嘘くさいわけで。笑
唯一絶対な正解などない中で
ただただ、その中で裸身で進めていくその様から、体感してほしい、と思うのです。
リーダーは恐れとどううまくおつき合いするのか…を。
逃げるのでもなく、戦うのでもなく。
それを思うと、いまから愉しみです。
感じてくれるかな…。
結構、そういうの、、、、好きです(笑)
今日もきっと…I・W・D!