『360度多面評価を効果的に活用するために(3)』

 

360度多面評価。

これをうけて、目覚ましい成長をする人と、

残念ながら伸び悩む人。

 

その差はなんなのかシリーズ第三弾!

 

最終回は、「見える化」「ご褒美」の際の

落とし穴をご紹介したいと思います。

 

 

※※※※「見える化」の際の落とし穴※※※※

 

自分自身の取り組みに、

どう自分でモチベーションをかけ、

そのモチベーションを維持できる仕掛け、仕組みを

自らにハメていくのか…。

 

それが上手い人と、下手な人がいます。

その一つに「見える化」があります。

 

取組みが一目瞭然、

手によとるようにわかるようなグラフ化。チェックリスト化。

などが代表的な方法です。

 

ダイエットをしよう!と高らかに宣言しても、長続きしないのは、

その「行動(何を食べ、どんな運動をしたのか)」と「結果(体重、体脂肪)」

の測定をしていないだけであって、

 

上手くいっている人は、「レコーディングダイエット」と言われるように、

ただただ、毎日、食べたものや運動ログを書き、体重計に乗るだけ、です。

 

同様に、多面評価を効果的に活用して、

目覚ましい成長をとげていく人たちの特徴的な習慣は

「取り組み備忘録」を書いていること、です。

 

今日、自らが意識したこと、やったこと。

そして、それによる部下や周りの反応。手応え。

 

これを、記録しているのです。

中には、毎日、ログとして残している人もいますが、

ずば抜けて成長している人は、ほぼ、このパターンです。

(感覚的ですが、全体の5%。20人いたら1人は必ずいらっしゃいます)

 

こう書くと、「いやいや、日記も三日坊主なのに、そんな長続きしませんよ」と

ブーイングが聞こえそうですが、それは、習慣化させる仕掛けをしていないだけ。

 

ポイントは、

「既に習慣化されているものの脇に置く」と「宣言・約束」がキーワードです。

おそらく習慣化が得意な方は、このキーワードだけで、「ですよね!!!」となるはずです。

 

チェックしてみてくださいね。

 

 

 

 ※※※※「ご褒美」の際の落とし穴※※※※

 

伸びている人は、

定期的に自分自身に「ご褒美」がもらえるように仕掛けをつくります。

 

その代表的な方法として、

「定期的なFBの機会」「定期的なお披露目の場」を

定期的に、しかも、事前に設定している…ということ。

 

ずば抜けて成長を遂げる人は、まず360評価を受けて、そこからアクションを決めたら、

即座に、そのフィードバックをくれたステークホルダー(上司、部下、同僚)たちにお礼をし

「今後、こういうアクションをしていくから、宜しく!」という宣言をしていきます。

 

そして、

「今後、月に一回程度で継続的にフィードバックをしてほしいので、変化をみていてください」

とリクエストをします。

 

そして、一ヶ月に一回程度、メールで定期的にフィードバックをお願いして回収したり、

実際に、対面でコメントを取りに言ったり、、、とにかく「オープン」です。

 

一方、伸びてない人は、きまって「クローズ」です。

そして、なにをしても、「いつか、また」です。

 

今回の活動を部下に説明したほうがいいのはわかるけど、心の準備ができてから説明しよう…とか。

いやいや、まだ、それを説明する時期ではない…とか、

上司の弱みをだすのはいかがなものか…とか、

もうすこしできるようになってから宣言しよう…とか。

 

わけのわからない理由(笑)で、話すタイミングを逸します。

 

一方、ずば抜けて成長していく人は、とどまることをしりません!

勝手に同じ活動をしている仲間たちを集めて、

定期的に「お披露目の場」と称して飲み会などを設定しちゃうのです。

 

同僚同士で<自慢大会>し、<褒めあって>、

なかなかうまくいかないところは<慰めあって>、そして<アドバイス大会>をする。

 

伸びていく人は、こうした<ご褒美>(そして、取組みがないと居心地が悪い場)を、

はじめる時点から設定するのが実にうまいのです。

 

ご参考までに。

 

 

 ※※※※※※※※※※※※

 

 

いかがでしたか?

 

<なかなか行動に移せない>

<なかなか定着しない>

 

…それは、スバ抜けて成長を遂げている人たちのOSを参考にしていくと解消しますよ。

 

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