『正しく恐れる』

完全テレワークになって8週目。

 

もはや、すべてをオンラインに置き換えたので

在宅でできないことはない、かもしれません。

 

毎日、オンラインで3-5本、

コーチングや、オンライン研修や、会議をしています。

 

基本、Zoomをつかっているのですが、

3月から4月の頭くらいに、急激にわきあがってきたのが、

Zoomのセキュリティ問題。

 

確かに、気なるところですよね。。。

私もかなり気になっています。

 

2月末から、

有識者やユーザーが集まるコミュニケティに参加し、

さらに、有料勉強会やコンサルをうけているので、

 

セキュリティ対策の進捗度合いと、

そして、現場最前線でのユーザーがいま取れる対策について

私がいま、知り得ているところでのシェアをしますね。

 

※4月14日時点です。

 そして、当たり前の話ですが、私は、決して、Zoomの回し者(笑)でもなんでもありません。

 単なるヘビーユーザーとしての私見として聞いてくだされば幸いです。

 

***

 

私は、二年前、

ユーザーがまだ1000万人くらいのときから、その利便性から

(簡単にアクセス、動画と音声のサクサク感、小部屋機能、録画機能など)

Zoom飲み会をやってきてわけですが、

 

ここのところ、コロナショックで注目をあび、

二億人がつかうところまで急激に広がってきたことは

皆さんもご存じの通りです。

 

しかし、、、やはり、

出る杭、叩かれる。ですね(笑)

 

ハッカーなどがしかけるZoom爆弾などは、

まさに、彼らの「存在証明の場」としては、Zoomは、ねらいどころですものね!

 

※事実としては、いままでは9ケタの招待URLでしたが、

 これをランダムで打ち込んだところ、会議室に乱入出来て、

 暴言やいらずらをする人がいた、というもの。

 

 

一方、叩かれまくっているZoomさんも、

ここ数日で、手を打ってきていますね。

 

順番でいくと、

 

・パスワードを必須にした

 (いままでは、9ケタですから10億の部屋でしたが、そこにパスワードを必ずつける形にした)

 

・「待合室機能」をつけて、ホストが許可をしたら、部屋にはいれる機能の追加。

 (これで、よからぬ人は、ホストがOKしなければ会議室に入れない)

 

・その会議参加予定者が全員あつまったら、ホストが鍵をしめて、他人がはいれないようにする「ロック機能」

 (余計な人が入ってくることがないので、ホストはロック後、安心して会議進行できる)

 

そして、一昨日追加されたのが、

・9ケタを、11ケタにした(10億の部屋から、1000億の部屋に)

 

これが、この10日間程度で矢継ぎ早に打ち出された対策です。

アプリもこの間に、二回くらいバージョンアップしたかと思います。

 

***

 

一方、

情報漏洩やハッキングなどの記事もありますが、これはない、とされています。

これも、現時点では、噂レベルでの情報がツイートされていて、なんとも判断できません。

 

こうした不確定な状態のときは、

 

「やはり安全性、、、という意味では、

 使っていいシーンと、使ってはいけないシーンを分離していく」  

 

という対策が必要かなとおもっています。

 

国家機密、企業機密データなどは、いまのところ扱えないでしょう。

 

一方、そこまでの機密事項を扱わないもの、、、

 

新入社員研修、教育研修、学習塾

ピアノレッスン、ヨガ、スポーツの遠隔レッスン。

Zoom飲み、

 

などの場合ならば、(乱入などもほぼあり得ませんから)

問題なく使えるレベルまで一気に解消されたと思っています。

 

※もちろん、運用段階での自己責任で、ですが。

 あわせて、他社のツールがZoomの利便性に追随できてない、というのが問題です。

 他の会社も頑張ってくれれば、もっと、面白い。

 

 

まあ、こういったものはイタチごっごなので、

 

「ほほほ、そうかい、それなら、俺は穴をさがすぜ!」

 

と、「よからぬ人たち」のやる気に火をつけちゃうのかもしれませんが(笑)

 

いずれにしても、Zoom、ここが正念場。

この対策を矢継ぎ早にうって、鍛えられて、筋肉質になって、

勝ち残って、強い会社になれるのか、否か?

 

とは思っていて、

客観的に、応援しつつも、冷静にみている状態、というのが私のスタンスです。

 

 

そして、もうひとつ。

私は、こうした情報をみるときに考えるようにしているのは、

 

「Zoomの躍進をよく思っていない人は誰か?」

「本当の意味で、この情報を流しているのは誰なのか?」

「そして、この情報を流して、結果的に得をする人は誰なのか?」

 

というのも、同時に考えるようにしています。

結局は、競争でもあるので、いろいろな力学が働いているはず。

 

私たちは、そういうことも頭の片隅に置きながら、

正しくとらえ、正しく恐れていきたいものですよね。

 

ま、私は単なるユーザーなので、

唯一絶対無二のものはなく、この流れを、各社がどう乗り越えていくのか。

そこをいつも、俯瞰してみていきながら、波乗りしていきたいですよね。

 

だって、結局、

最高の場が提供できればいいのですから。

 

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