私は野村総合研究所時代には、
企業風土診断プログラムを構築したり、
企業風土変革プロジェクトを実施していました。
当時は、神戸大学の加護野先生の研究室との共同プロジェクトで
企業風土を測定する仕組みを創ったり、
診断して「おたくは、大企業ですね!じゃ!!」では無責任ですから(笑)
実際に、その企業の風土変革のお手伝いを数年にわたって関わったりと。
現場でインタビューを毎日しまくり、
現場でリーダーの動きを観察しまくり、
イケてるリーダーと、残念なリーダーの研究をしまくり、
そして、店長や営業所長、工場長と対話
(いまでいうワンオンワンコーチング)をすることで、
じわりじわり、と変化がでて、
拠点の営業順位が上位に食い込んだ時のうれしさは、
いまの仕事の原点となっています。
こういう体験をしてきているもんですから、
「企業風土変革のポイントは、なんですか?」と問われたら、
真っ先に思い出すのが、「治水」です。
治水がしっかりとしていれば、
洪水もおきることもなく、
集められた水滴は、川となり、求めれれる方向に流れ、海へと届けられます。
以前、2015年に書いたこのメルマガは、
実は、企業風土変革の肝だ、と思っています。
参考:
『大河の流れも一滴の雫から』
https://bit.ly/3w0BMJd
治水ができてないと、河が氾濫しやすいし、
勝手に沼ができて、流れがおきないので澱み
悪臭を発生させたり、虫もわいていたりする...
そんな会社をこれまで何度もみてきました。
シンプルにいうと、経営者やリーダー達に、
治水技術が備わっていない、、、という可能性があるわけです
御社はどうですか?
そして、あなたのチームはどうですか?
今日もきっと・・・I・W・D!