定期的に自分に課しているのが
「アウェイに飛び込む」ということ。
人は、ついつい「安全地帯」に居座りたくなるわけで。
私は、結構、
「初めての出逢い」がそれなりに多い職業だとは思っています。
例えば、LDP(リーダーシップ開発プログラム)の受講生の皆さんも初日は、
「なにをさせられるのか」と緊張していらっしゃいますし、
私も「どんな方がいらっしゃるのか」と、それなりに緊張もしているわけです。
しかし、実は、その企業で数年間、実績を重ねると、
先輩受講生が職場に点在してくるわけです。
そして、その企業内でクチコミが発生してきて、お越しになる受講生が
「くそ忙しいときに、
なんで研修になんかに参加しなくちゃいけないんだ。
どんな講師なんだ?」
と斜に構えてくる方の率は低減し、
「おもしろい研修だからいってこい!と上司や同僚からいわれて、
楽しみにしてきました」
という方の率が高まります。
すると、いままでのアウェイ感がなくなり、
「ホーム」になってしまうのです。(笑)
これは、まったく悪い話ではないのですが、
私にとっては、「安全地帯」となってしまうのです。
なので、自ら自分を鍛えるためにも
「アウェイを探して飛び込む」ということを定期的に課すのです。
(どんだけMなんだ??…って(笑))
では、なぜ、
そういったアウェイに
わざわざ探してまで飛び込みに行くのか?
それは、、、、
普段、あまり関わらない人たちの中に飛び込みにいくと
もれなく、こんな問いが自らに降りかかるのです。
それは・・・
「私は何者? 」笑
初めて会った方は、小難しい説明は
聞きたくもないだろうし、
僕もいいたくもない…。
肩書きなどを一切取り払ったときに
何が残るのか。
シンプルに、
自分を表現せざるを得ない場に
たまに飛び込むと、自分は何者なんだろう?、と向き合えますし、
実に、いい感じで洗練されていきます。
長ーいこと同じ人たちや、
慣れ親しんだ場では、
鍛えられない筋肉があります。
たまには、
いつもの安全地帯から飛び出して、アウェイに飛び込んでみると、
身にまとった何かが削ぎ落とされていくのを感じます。
そう。
「あなたは、何者?」
「あなたは、アウェイに飛び込んだのは、いつが最後ですか?」
いまから鍛えておかないと、
世間の荒波を、泳ぎきれなくなりますよ?
さ、いきますか!
今日もきっと・・・I・W・D!