これまで「漢字一文字の魔法」についてお話をしてきましたが、
今回で最後となります。
すでに動画を見てくださった方からのコメントをいくつか。
「年初に今年の計画や抱負を考えることが多いと思います。
予祝、漢字一文字など、そうしたときに使えるユニークな方法を
紹介されています。具体的な方法を紹介されているので
年間計画だけでなく、自己理解を深めたいときや
環境が変化したときのリスタートのときにも参考になると思います」
「人事異動の内示ももらいました。
想定してはいましたが、いざ、もらうと、
根底の条件がかわってきますね。
再度、漢字一文字、考え直していきたいと思います。
物語の再構築をしていかなくちゃ!」
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この「漢字一文字」は、一般的な推奨ケースとしては
「年初に、これからの一年間の成し遂げたいことをイメージする」形です。
ただ、もうすでに、やりはじめている方はお気づきの通り
あのワークシートで、「自分の想い」のほかに、
「周りからの期待」「世の中の動向」という外部の視点は、新鮮なようで
最初にイメージした漢字とは異なるものに落ち着くことも割とあるようです。
つまり、変更するタイミングとしては、
「漢字一文字をざっくりイメージしていたけれども、精査していくと
最終的には違う漢字一文字に変更した!」
というもの。
で、あと、もう一つが、冒頭のコメントのような
「環境の大きな変化による変更、再設定」
というもの。
異動、昇進、出向、転職
会社の合併、分社化、事業の浮き沈み
世界の情勢、経済動向、技術革新
環境がめまぐるしく変化していく今の時代ですから、
1年単位ということに縛られることなく、
常に自分なりのスパンで、柔軟に、しなやかに
物語の再構築をしていくことをお勧めしています。
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2020年の私の漢字一文字は「昇」
年初に設定したときには、
このあと世界を揺るがしたコロナのことは想定していませんでした。
漢字一文字は「昇」は変更はしませんでしたが、
具体的な成果や行動のイメージは一から突貫工事で再構築していきました。
結果的には、ものすごく「昇」だったのですが。
2023年は「協」でした。
設定して、しばらくしてから、2月ごろだったでしょうか、
想定もしてなかったAI(chatGPTなど)の波が覆いかぶさり、
私もAIの講座やトレーニング、コンサルなども受けながら習得し、
年初にはまったくイメージもしてもいなかった、AIとのコラボで、
書籍出版や動画編集を実施した年になりました。
私の場合は、漢字を変更するところまではいきませんでしたが、
必要とならば変更もまったく問題はありません。
そして、そういう意味でいくと、
はじめるのは、年初から、、、という縛りはなく、
異動、昇進、出向、転職
新チーム、新プロジェクト立ち上げ
独立、起業
といった
なにかしら、スタートするときこそ、
「漢字一文字の魔法」を使っていただければ、
と思っています。
ぜひ、みなさんにとって、
新たな可能性を開くツールになりますように!
今日もきっと…I・W・D!
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