昨日、長年抱えていた
不採算事業からの完全撤退の処理が、、、、
完了しました。
よかった、、、
5年前、創業してから7年目。
本業は絶好調。稼働はパンパンになっていたころでした。
私はいくつかの新規事業に大きな投資をしました。
しかし、そうは問屋がおろしません。
夢と期待は大きかったのですが、それに反して赤字が続き、
本業の好調さに甘えて、さらに資金を注ぎ続けていました。
いわゆるサンクコスト。。。
そして、そこに世界を震撼させたコロナ禍。
新規事業は瀕死の状態に…泣
さらに衝撃的だったのは、
コロナで集合研修が一切できなくなるわけで
本業さえも存続の危機に直面したことです。
このままでは売上が9割も消えかねない。
そんな絶体絶命の状況に陥りました。
この危機的状況で、私は人生最大の決断を迫られました。
まず、長年投資してきた新規事業からの撤退を決意しました。
(契約の縛りがあり、すぐには撤退できず止血ができないのだが)
これまでの投資への未練(サンクコスト)は大きかったものの、
もはやそれにとらわれている場合ではありませんでした。
このとき身をもって痛感したのが
本業以外での挑戦は、ことごとく失敗をしていた、ということ。
まさに有事の今こそ、
自分のGIFT(才能・強み)のフォーカスし
それらに集中して、最大限に活用するべき!と悟りました。
そして、やはり力が湧き上がるのは、
この問いが降りてきたときです。それは、
「誰を助けたいの?」
という問いです。
目の前には、苦境に立つ
クライアントとそのリーダーたちがいました。
コロナで彼らが孤軍奮闘している。彼らを助けたい。
その一心が、私を突き動かしました。
昼夜を問わず、
がむしゃらに新しいチャレンジを重ねました。
幸いオンライン化に最速で飛び込んだことで
本業が大打撃をうけることもなかったのですが、
新規の挑戦には、まったく手ごたえがありませんでした。
でも、諦めない。アレも、コレも、撃ちまくる。
真っ暗な宇宙に撃ち続けること一年。
あるチャレンジが突如、光明を放ち始めたのです。
二年後の今では、かなり存在感ある柱として育ってくれました。
新時代に適応した事業として、
いまは大きな武器となってくれたのです。
そして昨日、
やっと、、、5年間苦しんだ不採算事業から
完全撤退の処理ができました。
昨日は、苦労を乗り越えた仲間と、
この5年間を振り返っていました。
そこで人生の学びとして、
こんな言葉が浮かび上がりました。
***
過去に囚われるのではなく、未来を見る
他人(他社)の強みに目を奪われるのではなく、
自分(自社)のGIFTを使うことに専念する
助けたい人を明確にし、
その人のために全力を尽くす
***
もし、あの暗闇の中で
過去の投資や自分の保身にとらわれていたら、今の私はありません。
全てを失う恐怖が、
逆に私がもっとも大切にすべきことに集中させたのかと思います。
これを読んでいる皆さん、
ぜひ、ご自身に、こう問いかけてみてください。
過去に囚われるのではなく、未来を見ていますか?
他人(他社)の強みに目を奪われるのではなく、
自分(自社)のGIFTを使うことに専念していますか?
助けたい人を明確にし、
その人のために全力を尽くしていますか?
これらの問いが、もしかしたら、
あなたの人生を大きく変える転機となるかもしれません。
私も、重荷が完全に外れました。
まさに、こっからが本番です!
今日もきっと…I・W・D!