私は、大学では、工学部でした。
材料工学。
専門は、鋳造工学です。
学生のときは、堤信久先生。
鋳物業界では知らない人はいないでしょう。
そして、堤先生が退任をされたため、
大学院では、系列の中江秀雄研究室にお世話になりました。
中江先生も、2012年に退任されて、現在では名誉教授。
久々に大学の研究室のOB会に参加してきました。
***
中江先生の講義を拝聴しましたが、
76歳となったいまでも、湧き出る研究魂がものすごい。
事の本質を明らかにするために、これをした、あれをした。
ここまでするんだ、でも、まだまだ、足りない!...と飽くなき探究心。
もう、聞いていてひれ伏すしかありません。
その結果を次々と文字におこし、
今回も先生の最新刊(11月5日発売)いただいてしまいました。
OB会のたびに、新刊本をいただく、、、という凄さ。
次はこれを明らかにしたい。
頭の中にあるすべてのことを残したい。
それが速いか、もうろくするのが速いか、だな!!
…と中江節が健在!
もう、終始圧倒される中で、こう思うのです。
「自分も、先生の歳にあたる25年後にそういうこと、言ってられるかな、、、」
そんなことを思うと、
(決して、安全地帯に収まっているとは思いませんが…)
安全地帯に収まっている場合じゃないな、とつくづく思うのでした。
恩師の前では、いつもこれ。
心の中の青白い炎に、
「まだまだだな!」と焚き付けてくださります。
ありがとうございます。
たまにこうやって、
喝入れをしていただくために来ているようにも感じます。
みなさんも、喝入れしてくださる恩師いらっしゃいますよね!?
久々に逢いにいってみませんか?
今日もきっと・・・I・W・D!