2018年

4月

27日

『断捨離で、OSを変える』

 

断捨離のお話は、これまでも

何回か書いてきました。

 

毎回、「自分もやってみます!」との

多くの方のレスポンスをいただき、嬉しいしだい。

 

実は、私も、このメルマガ読者のある方からのメールがきっかけとなって、

今回の本格的な断捨離を実行に移せた!!と言っても過言ではありません。

 

いまから、三年前

2015年5月GW明けにいただいたメールを皆さんにも紹介いたします。

※その方からは、匿名ならばということで許可をいただいています。

 

きっと、勇気をもらえるはずです。

 

※以下、長文ですが、何回も読み返していただくと沁みわたります。

 どうか、お時間があるときに、じっくりとお読みください。

 

________ここから

 

 

 

いつも時間がある時に拝読させて頂いております。

数か月前に中島さんの講演を拝聴する機会に恵まれ、このメルマガを知りました。

 

確かその時の講演で

「自分のOSを変える・UPGRADE」するお話をされていたと記憶しております。

 

正直申し上げて自分は既に50台前半であり、

「何をいまさら・・・」なんて考えておりました。

 

また50を超えた途端に肉体疲労、回復力の低下を感じ、

仕事も役員まで登り詰め、この先大きな変化・刺激もないまま定年を迎えるのか・・・

 

と感じる日々でした。

本も全然読む気になれずOSのUPGRADEは無理!必要ない!的な日々を

ついGW前まで過ごしていました。

 

話は変わって私の会社はGW前に引っ越しを行いました。

私は同じ部署でマネージャーから役員まで昇格しており、

そのために資料やその時代の記念品を沢山、沢山デスクや周辺においていました。

 

今回の引っ越しに際しての社内ルールは「段ボール箱4箱まで」

ご想像のとおり到底無理な話なので、私は3回に分けて、

身の周り(デスク)の整理(断捨離)しました。

 

第1回目は45リットルのゴミ袋が4袋。

第2回目は45リットルのゴミ袋が2袋と段ボール箱3箱。

そしてとどめの3回目は45リットルのゴミ袋が2袋と段ボール箱が1箱。

 

最終的に残ったのは20個あったフォルダーが5個。

6個の引き出しは3個が空。デスクの上はPCのモニターと電話だけ。

これで「仕事の断捨離」完了!!!

 

普通であれば、これで断捨離は完了して自分のOSが変わるのかもしれませんが、

この勢いでGW中に自宅の自分の衣類を断捨離。

 

衣類や靴で45リットルのゴミ袋が5袋。いっぱい捨てました。

40枚ぐらいあったTシャツは必ず着る物が10枚。

記念に取っておくものが3枚!だけ。

 

これだけの量を断捨離した結果、

なんとGW明けの二日間(7,8日)は私の脳が身の回りの起きた変化についていけず、

仕事がまったく手につかず吐き気を感じるぐらいでした。

 

そして迎えた11日。

私は自分の脳に生じた変化に衝撃を受けました。

 

私はこれまで人前で話したり、部下と話すときは

必ず言葉がつっかえ、震え、かむことが多く、それが嫌で無口になっていました。

 

なんとその日から、私の発生する言葉はほとんどかむ事も震えることもなく、

理路整然と自分の考えを言えるようになっていたのです!!!

必ず突っ込んでくる部下に対しても

軽く突っ込み返す自分に驚きと感動でした。

 

今までは感覚的に自分の頭の回転が速すぎて、

言葉が追い付かないのだと勝手に思っていたのです。

 

しかしながら、そうではなく、

これまで10年間同じ事務所で頭にため込んできた情報があふれかえっていたのです。

 

実は私は会社人間になってから4年ごとに転勤してきて、

その転勤のたびに多くの情報を断捨離できたのですが、

今回は10年間の内に必要もしく不必要な情報を溜め込み、

私のOSは限界を超え、言葉は震えるし、必要な情報が入らず、

周囲から物忘れがひどいと責められていたのです。

 

それが2回の断捨離を決行したことにより、

必要な情報だけが脳みそに留まった状態になったのです。

私はOSをUPGRADEできたのです!!!

 

その留まった情報って何かわかりますか???中島さん。

 

なんと自分が血と汗と涙で叩き込まれた情報や経験だけだったのです。

脳みそを切り刻んだ傷なんです。20年前に上司に叩き込まれた仕事や

子供が入院した時のことなどなど。

 

それらがポンポン飛び出してくるのです。

要は大事な情報が不必要な情報に埋もれており、人前で話すときに脳みそが、

必要な情報を一生懸命探しているうちにパニック状態になって

声が震えていたのだと悟ったのです。

 

そんなWOW状態になっている私に神様は3回目の断捨離をやらせたのです!

それは心の断捨離です。

 

それも脳みそに溜まっている最後の私には不必要な情報です。

ちょっとお酒が入っていたのもあるのですが、私はA3の紙に仕事とは

関係ない私生活で思っていたことを3枚の紙に書きなぐってしまいました。

 

どの言葉も心の奥底に眠ったいたかのように

「情けない」、「悲しい」、「ふぁいと!」、「愛」「守る」などなど。

 

これって心の断捨離です。

 

この3回の断捨離を行ったことで私のOSは空き容量がぐっぐっと増え、

周囲や部下の話をすっきりした脳みそが聴く状態になったのです。

 

これで本当にいつも中島さんが唱えている

「(I)いきいき・(W)わくわく・(D)どっきどき!」が理解でき、

前向きに生きていけます。

 

こんな長いメールで申し訳ないですが、

「OSを変える、UPGRADEする」には

このようなやり方もあるとご紹介したかっただけです。

またご紹介した事で、今回身の上に起きたハプニングが整理でき、逆に感謝しています。

 

今後も勉強にメルマガを宜しくお願いします。

 

__________ここまで

 

 

こちらこそ、ありがとうございます。

 

このメールのおかげで、

私自身のOSのUPGRADEが進みました。

 

そして、きっと、これを読んでいる方々にも、きっと

たくさんの刺激と勇気をシェアされたことと思います。

 

この場を借りて、深く御礼申し上げます。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2018年

4月

26日

『上司との付き合い方』

 

4月は異動の時期。

新しい職場、勤務地、新しい部下、仲間、

そして、新しい上司。

 

ある方からご質問をいただきました。

 

「4月1日から異動となり、新職場に来ております。

 新上司との距離感が今一つ掴めません(まだ始まったばかりではありますが)。

 過去の先生のブログで「新上司との付き合い方」や「新職場」関係のものはございますでしょうか?

 何とかOS変更し、適応致したく、お手数おかけし申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。」

 

その方には個別でお答えしましたが、

皆さんの中にも、そろそろ同じような悩みというか、

気がかりを抱える方も多いかと思い、

関連すると思われる過去のメルマガをご紹介しますね。

 

***

 

『人に関心をもつ』

https://goo.gl/C8CUuS

 

ここでは、お客様を想定して書きましたが、

上司に対しても、適用できるのではないでしょうか。

 

***

 

『上司のことを、顧客と思え』

https://goo.gl/hCqHvB

 

やはり、ボスマネジメントをするときの

基本的なスタンス、基本ウィズダムは、これ!でしょうね。

 

***

 

そして、

相手の気持ちに立つときの究極の視点のシフトとしてはこれ!

 

『そのまた先の人のインサイト』

https://goo.gl/SqJEJh

 

***

 

当たり前ではありますが、

上司も人間、、、ですから。

 

上記の視点を、取り入れてみると、

見えてくるものが変わってくることと思います。

 

お試しあれ。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2018年

4月

25日

『逆境のときにしか現れないこと』

 

昨日のメルマガ(https://bit.ly/2Hpfigs)には

たくさんの方からの感想や励まし、そして

メルマガからの刺激をうけての宣言(笑)、、、

をいただきました!ありがとうございます!

 

共に歩んでいきましょう!

 

その中から一つご紹介。

 

***ここから

 

「素晴らしい! です。

 本日のメルマガ拝読して、心から感動しました。

 また、仰ることが仕事と人生に対して凄い強い覚悟を感じます。

 大変ご無礼なのですが・・

 

 そして仰ることが、いちいち気持ちの中に突き刺さります。

 それで連想したのが、正しく座禅の境地です。

 やはり、人間は単なる知識詰めではなく、自分自身の体を

 いじめて会得した境地からの発言は重いと!感じました。

 極めて貴重なご体験報告を伺う事が出来まして

 感謝申し上げます。大いに刺激されました。

                                      感謝!合掌!  (Sさん) 」

 

***

 

Sさん、いつも励ましのお言葉、

ありがとうございます。

 

こころに染みます。

 

そうなんです。

「自分自身の体をいじめて会得した境地からの発言」

 

まさに、伊豆高原でも、

アップダウンならまだしも、

上り坂が延々と(…本当に延々と)続く道にでくわしてしまったとき、

自分の中にさまざまな問いが現れます。

 

「なんで、こんな道を選んだのだろう」

「なんで、こんなところを歩いているのだろう」

「俺は、なにをやっているのだろう」

「つらい」「でも、止めたら帰れない」

「いや、タクシーがある」「それでは意味がない」(笑)

 

そういった逆境のときにしか現れない

こころの中での対話が始まります。

 

自分との闘い…。

 

平地を歩いているときには、

決してあらわれることもない、自分との対話。

 

そんなときに、ふと、

いろいろ降りてくるものですよね。

 

「一歩づつ。一歩づつ。

 創業したときのことを思えば、なんてことない」

「一通づつ、一通づつ、

 続けていたから、1000号を超えた」

「無理はせず。

 でも、続けること…これに意味がある」

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう

 おっと、歩くテンポにあわせて、口ずさんでみると、…軽くなるぞ!」

 

さらには、足元の悪いトレイルを歩んでいると、

この問いさえもなくなります。

 

ごつごつとして岩を踏み外すことのないよう足元に注意し、

横から張り出す枝に注意し、

蜂もやってくるし、蜘蛛の巣にからむし。

 

まさに、今ここ。

この瞬間は、未来に対する不安も、

過去に対する執着もありません。

 

今を生き抜くしかない、、、という必死さ。

この集中した瞬間が、なんともいえないのでしょうね。

 

***

 

今回の断食道場には、

京都の友人(割烹料理の店主で、若いながらもミシュラン一つ星

をここ数年、取り続けているプロ)を誘い、いっしょに参加しました。

 

初日は一緒に活動をしましたが、

翌日からは、お互いに単独で行動することをすゝめました。

 

その理由は、二人で行動をすると会話になってしまい、

自分との対話ができなくなってしまうから。

 

せっかく、この断食道場にきたからには、

自分の中での対話を重ね、未来をつくるためのきっかけを見つけてもらいたかったから。

 

彼は、二泊三日で一足先に帰路にたちましたが、

京都につくころの時間に、私にくれたメールの中に、こう書いてありました。

 

「早く、料理、作りたくてしょうがないです。」

 

よかった...。

 

きっと、なにかをみつけたのでしょうね。

 

私も、私なりの作品を創りたくてしかたがないです。

 

いつも、それは、断食後にはじまります。

 

2018年度。

ゆるやかに訪れ来る繁忙期を前に、

いよいよ仕込みができた感じです!!

いきますぜよ。

 

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

参考:

『それはいつも断食後からはじまる』https://bit.ly/2Hne9pw

2018年

4月

24日

『野生化のスイッチを押す!』

 

先週末から昨日までの三泊四日。

伊豆高原の断食道場にいっていました。

 

2014年に二回(三泊コースと六泊コース)

2015年に一回(三泊コース)

2017年に一回 (三泊コース)

そして、今回は、5回目の参加となります。

 

さすがに5回目ですから、滞在期間中のすごし方は、

進化させてきたルーティン工程に、ちょっとアレンジをくわえる形。

 

アップダウンの厳しい山道でのウォーキングを計40キロ。

最終日は、ランの練習を10分/キロで、2.5キロほど。

 

内臓の休息、味覚のリセットはもちろんのこと、

今回も「脳疲労の解消」 https://bit.ly/2F6CXw5  ができました。

 

結果的には、3.2キロ減量。

 

昨晩も、自宅に帰ってきてから、近所をランニングしましたが、

足腰が山で強化されたことと、(わずかですが)減量できたことで、

断食前よりも、かなり軽く、楽に走ることができました。

 

でも、まだまだ、無理はしません(笑)

つい、早く走ったり、長く走ろうと、

せっかちな行動とせっかちな成果をもとめてしまうので、

そこは、じっくりとじわじわといきたいと思います。

 

また、この5回にわたっての振り返りをしていますが、

私の体質は、どうやら、

「食べなくても、ガンガン動ける体質」とのことで、

太古の時代ならば、生き残れる確率の高い体質のようです。

 

一方で、食べなくてもいいのに食べてしまうこの時代だと、

「貯めやすい」体質とのこと(笑)

 

先生との面談で今後の方針が決まりました。

 

「食べる量を減らす方法は、もともと向かない体質。

 むしろ、一食や二食抜いても大丈夫な体なので、

 じっかりと空腹をつくること

 空腹は、体の野生を目覚めさせる! 」

 

「時間がきたから、自動的に食べる...とか

 なにかをしながら、流し込むように食べる…のではなく

 本当に食べたいものを選ぶ本能を目覚めさせよ!」

 

「歩くことは、とてもいいのですが、

 忙しい中で短い時間で、効率よく成果をだすためならば、

 ある程度の負荷をかけたほうがいい。

 トレイル( 登山道、自然散策ルート)やランで

 無我夢中で、今ここ、が野生化のスイッチオンです!」

 

***

 

なんだが、最近の私のアクション履歴を、

先生は見ていたかのようなアドバイスでした。

 

まさに、今年のチャレンジテーマはこれですね!

 

「野生化のスイッチを押す!」

 

ここにくると、毎年、階段を登らせてもらいます。

来年もまた来ます!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

2018年

4月

18日

『つながらない生活』

 

皆さんは、スマホやPCは一日、どのくらいみています?

 

私の場合は、通常ですと…

 

朝のメルマガ配信からはじまり、

移動中の電車やタクシーの中で、メールチェック、Facebookチェック、LINEやりとり。

そこからリンクが貼られているサイトへサーフィン…。

 

本を買うにも、食品を買うにも、飲み会の店を品定めするにもネット。

 

早朝から、深夜に至るまで、

ほぼ絶え間なく、常時アクセスしちゃっている自分がいます。

 

いい、悪いは別として、

もう既に生活の一部になってしまっているネット。

 

ふと思うと膨大な情報の渦に巻き込まれながら、

必死におぼれないように、もがき泳いでいるのでしょう。

しかし、これも冷静に考えると、かなりのエネルギー消耗です。

体力も、視力も、そして、…精神的にも。

 

***

 

例えば、こんなことってありません??

 

私は本の書評紹介のメルマガを定期購読しているのですが、

頭の中では、「のせられて買うなんてことはしないぞ。読むだけ、読むだけ…」と

思っているのに、なんともうまい書評・解説に、ついついリアル書店で中身も確認せずに、

アマゾンなどのネットで買ってしまう。

 

で、その結果としては、書斎には、読むべき本の山とアマゾンの段ボール箱。笑

でも、この山って、実は、「不安の山」なんだよな、と思うのです。

 

これを読まないと、あれも身に着けないと…。

 

なんとなく心にはびこっている不安につけ込むメール。

冷静に考えると、乱読するよりも、この一冊!と決めたものを何回も深く読む方がいいのにね…。

 

***

 

それと、他にも、こんなことありません??

 

Facebookなんかをみると、

「ハワイに来ました!」とか、

「今日はこんな仲間と飲んでます!」とかの投稿…。

(自分もかなりそういった投稿をしている一人ですが…苦笑)

なんか、世の中、幸せな人たちだらけなのか、と勘違いするほどのリア充ぶり。

すると、自分だけが取り残された感を刺激し、

嫉妬や妬み、不安…という感情だけが残る人も多いようです。

 

でも、実際のところは、そんなリア充な人なんているわけではなく、

Facebookというサイトの性質上、「いいね!」が押されやすいものの投稿が多い、というだけ。

その背景や特質をしらないと、知らぬ知らぬのうちに、心が消耗されてしまいます。

 

せっかくの休日だというのに、

ふと、いつもどおり、ネットの世界とつながってしまうと、

これらのような「消耗の渦」の引きづりこまれていくわけです。

 

休んでいるようで、休んでいない。

それどころか、激しく消耗しきっている自分がいる。苦笑

 

だから、激しくお薦めするのは、

「つながらない一日」をつくる、ということ。

 

僕も実践してかなり効果があるのですが、

FacebookやLINE、ネットそしてメールからも距離をおく。

やってみると、最初は、禁断症状もかなりでていたものの、

この「距離を置く」という感覚は、なかなかいいですよ。

 

いつものスマホを手放すと、目の前の大切なものを失わない気がしました。

SNSやネットを否定するわけではないのですが、そのメリットも享受されつつも、

時として「意図的に距離を置く」というオプションを用意し、使えるようになると、いいですよね。

 

休むときは休む!

あなたは、本当に休めていますか?

 

今日もきっと・・・I・W・D!

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