2021年

6月

01日

『10年前に読みたかった…』

メルマガ読者のあるリーダーから、
いつも興味深いイベントの情報や、
有用な本の情報をいただいていて。
今回も、こんなメールをいただきました。

「私の職場の本棚も、充実してきましたw
 みんなで共有することを条件に、
 経費で処理しています。

 『ビジネスパーソンが介護離職を   
   してはいけないこれだけの理由』 

 これも最近のおススメではあります。」

この方からのおススメは基本NTP
(ノータイムポチっ!)
早速、読んでみました。

****

「あなたのお母さまが倒れました。 
 これから緊急手術になります。 
 手術が成功しても、身体には麻痺が残り、 
 介護が必要になるかもしれません…」

「そうして、あなたの介護は突然はじまるのです。
 さて、あなたならどうしますか?
 誰に連絡をして、どのように行動しますか?
 仕事は休めそうですか?」

第一章からいきなり、考えさせられる内容でした。

誰もがいずれ「仕事と介護の両立に苦しむ」確率が
非常に高いのにあまりにも無頓着で、
無知な状態のまま、ある日、突然、それは起こります。

私も、もし、この本を10年前に読んでいたら、
母親の闘病や、父親の介護で
もっと先手をうって対処できていたと思いますし、
もっと優しくできたのではないか、と猛省します。

私のように無知な状態で突入すると、
最悪なループに蟻地獄のごとく堕ちていきます。

ぜひ、いまのうちに、
こうした本を一回、お読みになることをおすすめします。

雲行きが怪しくなってからでは、
もう、読んでいる時間もありませんので。

2019年

11月

28日

『脳みそをうまくだます』

 

先日のメルマガ

 

それって、本当にアンコントローラブルなのか?

 

 

への返信も数多くいただきました。

 

今日はその中でのやりとりです。

※一部、マスキングをしています。ご了承ください。

 

***ここから

 

おはようございます。

メルマガ読者のAです。

 

今回のメルマガを読んで、

今までの自分は、コントローラブルな所ばかりに傾注してしまい、

安易に走ってしまっていたのかな?と思いました。

 

全てコントローラブルと考えると苦しいです。

しかし、そうしないと自分で限界を定めた状態になる。

(自分にはフルマラソンは走れない。とか言った様な…)

 

自分の今の実力ではコントローラブルではない部分がある。

非常に歯痒い思いをする。

自分の未熟を実感する。

イヤになる。。。

 

しかし、そこで、

 

自分を否定しない。

今、出来ない自分を否定しない。

将来を可能性を信じる。

 

そういうことかなと。

 

まとまらない散文で失礼しました。

 

***

 

Aさん、

ありがとうございます。

 

私からは、

こんなお返事をさせていただきました。

 

 

***(返信、原文そのまま)

 

 

そうなんです。

あまり、根詰めて考えてしまうと逆効果ですよね。

 

※だって、事実、天気は思い通りにできるわけないですし。

 世界の景況も、コントロールできるようになるには、

 もっと、世界的なリーダーにならないと、です。

 

なので、こんな感じです。

 

「すべてがコントロールできるとするならば…」

 

そのくらいで考える癖がつくといいかもです。

 

実際に、ウルトラマラソンにしても、

いきなりは達成(コントロール)はできません。

 

はじめは、そんな夢も描きませんでした。

だって、はじめは、200mで、ヒーハー、な私だったから(笑)

 

でも、コツコツとやると、

500m走れたし、

1kmになり、5kmになり、、、、

そして、いずれハーフ、そしてフル、、、と。

 

で、いま思うと、

 

1kmは、完全にコントロール可能領域です。完全に。

でも、いきなりは難しい。

 

ここなんです。

 

ウルトラをみて、「絶対無理!」という反応は、当たり前。

 

でも、もう、そこで、思考停止して、

「(コントロール)できない!」案件に仕分けしちゃったら、

もう、そこで、物語は終了です。

 

…実はこうして仕訳けされちゃって、眠っている案件がいくつもあるのですよね。

 私は、2~3年に一回、苦手意識克服キャンペーンをしていますが、

 勝手に脳みそが「それって、不得意だよ、自分。やめとけ!」って判断しちゃったやつなんです。

 

ウルトラをみて、「絶対無理!」ではなく、

「なんとかしたら、できるようになるかも??」という形で、

ゆるーく思考の幅を広げておく、ことが重要です。

あとは、脳みそをうまく騙すこと(笑)

 

ミリ単位で成長させて、

「できた!」を連続で脳みそに打ちつけると脳内物質ドバドバでますので、

脳みそが勘違いするんです。

 

「あれ?おれって、できるかも!」って(笑)

 

そこのバランスが必要ですよね。

 

できる人と、できない人の違いは、

 

「脳みその特徴を知っていて、脳みそをうまく騙せる人」と、

「脳みその特徴を知らないで、まんまと脳みその判断に従ってしまう人」

 

の違いなだけかな、、、、と。

 

そんな風に思います。

 

***(ここまで)

 

脳みそは、

大きな違い(大きな変化や大きな目標)には、びっくりして、抵抗をしめすのですが、

ちっちゃい変化には、わからないんです。

 

なので、そういう特徴をいかして、

ちっちゃく、ちっちゃく、変化させて、いって、

 

あれ?

結構、登ってきたじゃん!おれ!!!

 

としていくのが、定石です。

 

お試しあれ――

 

 

参考文献:

脳が教える!1つの習慣

 

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2019年

11月

27日

『主人公はあんたじゃない!』

 

よかれと思って、

部下にあれこれ、と教える上司や先輩。

 

「教えること」自体は問題ありません

 

でも、その「教え方」がまずい!

 

という方がいらっしゃいます。

 

そもそも、教えるプロセスで

ついつい、よかれとおもって、

自分の知識のあれこれと

100も1000も、10000も。

 

一気に、同時に、相手に投げつけて、

 

「どうだ!!!!」

 

披露しちゃっている上司や先輩がいますが、

 

それはそれで、

 

「すごいですねーーー」

 

なのですが

そのことで、部下や後輩の顔、

見てください。

 

どんどん、自信を失ってはいませんか?

 

「ぼく、そんなにできませんから。」

「やはり、先輩はすごいですよね。」

 

あれあれ...やっちまいましたね?(笑)

 

その言葉を部下や後輩に発しさせて、

悦に入っている場合じゃありませんよ。

 

あなたが、

ヒーロー/ヒロインになってどうすんの?!

 

あなたが、凄いことはわかります。

でも、あなたが主人公になってどうすんの?!

 

そもそもあなたの仕事は、部下育成。

部下や後輩に、

 

「自分にもできそう」

 

と部下に思わせる「絶妙なステップ」を設定できる上司や先輩が

真の育て上手といえるのです。

 

こうした育て上手の上司や先輩の手にかかると、

 

はじめは、

「できません、私にはムリです…」

だったとしても、

 

「ん?あれ?できちゃった」

「お?私にも、できるかも?」

「あ、やっぱりできちゃった!」

「はい!できますよ。きっと!!」

「お任せください!やり遂げてみせます!!!」

 

この階段を「自力」で登ったか、のような

本人に錯覚をさせるのが、この人たちの凄いところ。

 

さらには、

決して、その凄さをひけらかすこともなく。

 

 

忘れてはいけません。

「部下や後輩が主人公」であるということを。

 

何度もいいますが、

「あんた(上司や先輩)が主人公でない!」ってこと。

 

あなたは、

「俺(わたし)って、すごいでしょ!?」

 

と、存在証明をしている場合ではないのです。

気をつけましょう。

 

どきっ!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

※参考図書

 ちょっちょ古いのですが、当時読んでドキッとした本たちです

 「よい上司ほど部下をダメにする

 「頑張りすぎる人」が会社をダメにする 

2019年

11月

25日

『電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも…』

 

以前、かつての上司から薦められ

コンサルタントの一倉定氏の著書をむさぼるように読んだ時期がありました。

 

※一倉定(いちくらさだむ) 1918年―1999年3年

事業経営の成否は、社長次第で決まるという信念から、社長だけを対象に情熱的に

指導した異色の経営コンサルタント。空理空論を嫌い、徹底して現場現実主義とお客様第一主義を標榜。

社長を小学生のように叱りつけ、時には、手にしたチョークを投げつける反面、社長と悩みを共にし、

親身になって対応策を練る。まさに「社長の教祖」的存在であった。

 

インパクトありすぎな思想なので、

記憶に残っているものがいくつもあるのですが、

この言葉は、若いリーダーであった私にとっても、

であってから20年になった今では、きっと最も大切な言葉の一つになっていると思います。

 

それは、

 

____

 

『電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である』

 

 

「社長の責任において決定する」という意味は

「結果に対する責任は社長が負う」という意味である。

 

それだけではない。

「社長が知らないうちに起こったこと」でもすべて社長の責任なのだ。

 

会社の中では、何がどうなっていようと、

結果に対する責任はすべて社長がとらなければならないのだ。

 

***

 

人の上に立つものは、

「部下が何をしようとそれはすべて自分の責任である」

といった態度がなければ、本当の意味で人を使うことはできないのである。

部下の信頼を得ることができないからである。

 

社員というものは、社長を信頼することができない場合には働く意欲を失い、

社長がいくら気合いをかけても決してこれに応えようとはしないのである。

 

 

___ここまで。

 

出所:「一倉定の経営心得」のp44引用

 

 

私は、はじめてこの言葉に触れた時、正直

 

「電信柱は、しょーがないでしょーーー。ポストが赤いのもさぁーーーー」

 

と、嘲笑ったのを覚えています。

 

しかし、リーダーとして様々な困難や修羅場と出逢い、乗り越え、

そして、コンサルタントやコーチとして、社長や幹部と一緒に悩み、一緒に乗り越えていく体験を積むうちに

あのときの感情は、いかに、浅はかなものだったのか、を痛感しています。

 

要は、なにがあろうと、

結果を出しつづけるのが社長であって、

 

〇〇がなかったら、、、ダメだった、、、

景気が悪かったから、、、、ダメでした、、、

 

なんて言えないわけで、

一見、まったくなんの関係もない「電信柱の高さ」も「ポストが赤色である」ことも、

自分事と引き寄せて、結果を出し続けるのが社長なんだ、と。

 

同じ本も、何度読んでも面白いですよね。

 

毎回、引っかかるところが違いますし、

腑に落ち方もまったく異なります。

 

さあ、読書しよう!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2018年

12月

20日

『過去からの戒め』

 

週末、必ずやることは10年日記を書くこと。

 

普段、忙しかったり、

出張などで書ききれなかったときは

手帳の細かい予定をみながら細部まで思いだし、追記します。

 

その際、工夫していることは、

その時の感情をそのままを書くこと。

 

誰かに見せるためではなく自分用なので、

まったくウソ偽りなく正直に。

 

将来、見返した時に「喜怒哀楽を」を

一瞬にして思い出せるように書き記します。

 

だから時より、

自分でも恥ずかしくなるほどの自画自賛だったり、

おいおいこんなの誰にも見せられないよ、

という激しい罵詈雑言だったりします。

 

それも、また、よし!

 

そして、

「もし、その日をもう一度やり直せるとしたら、どういうことを注意したらいいのか」(自分への戒め)

 

また、

「そこから何を学んだのか」(自分なりの格言)も書きこんでおきます。

 

これがもう12年分書き込んであるので、かなりのデータベースになっています。

そして、その「格言」や「戒め」を何回も目にするので、

数年間でかなり改善している実感があります。

 

今週を振り返り、未来の自分のために戒めを書き残し、

「過去数年間分」の傾向や過去書き溜めた「戒め」を眺めて、未来のシミュレーションをする。

 

そのことによって、

 

「あ…そろそろこれが始まるんだな。予約しておかなくちゃ。」

 

「う…このときムカついてばかりいたんだな。

 でも最近はそういう反応はしなくなったな。」

 

「ほほう…あのときから丁度、一年かぁ…。

 この時は不安に思っていたけど、一年でこういう形になったんだぁ。

 信じてやっていてよかった!」などなど。

 

この時間は、とっても大切にしている時間です。

皆さんの大切にしている時間は、どんなことですか?

 

そして、そろそろ新しい年が始まります。

10年日記、始めてみてはいかがでしょう。

(あ、3年5年版もありますよ!笑)

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

 

 

2018年

10月

11日

『セキュアベース・リーダーシップ』

 

私は週に平均して3冊、本を読んでいますが

その本は、だいたいが紹介されたものです。

 

メルマガ読者から。

Facebookで繋がっている方から。

そして、本の書評メルマガなどから。

 

今回は、この本と出逢って、

まさに、私の体験の中で、これが重要!と思っている概念を

言葉にしてくれた本です。

 

 

その本のタイトルは

____________________

 

セキュアベース・リーダーシップ

<思いやり>と<挑戦>で限界を超えさせる

____________________

 

組織における「セキュアベース」という言葉を本書ではこう定義しています。

____________________

守られているという感覚と安心感を与え、

思いやりを示すと同時に、ものごとに挑み、冒険し、

リスクをとり、挑戦を求める意欲とエネルギーの源となる

人物、場所、あるいは目標や目的

____________________

 

そして、

セキュアベース・リーダーシップを、本書ではこう定義しています。

____________________

フォロワーを思いやり、守られているという感覚と安心感を与えると同時に

ものごとに挑み、冒険し、リスクをとり、挑戦を求める意欲とエネルギーを持たせる。

そうすることで、信頼を獲得し、影響力を築く方法

____________________

 

いままでに、イケてるリーダーの研究を500人と実際にあってきましたが、

業績をあげつづける組織、自走する組織をつくりあげたリーダーたち、の共通点は、

まさにここであげた「セキュアベース・リーダー」であることが多い。

 

※一時的に、業績をあげたり、有事の時に再生させていくリーダーシップはこれとは異なります。

 

今回、「セキュアベース」という言葉を手にして

まさに、いままで私が大切にしてきたステップがここに言語化されたな、と思うのです。

 

高層ビルを建てるためには…

 

「変える」のではなく、「変わりたい」をつくる

 

 

煩わしい(わずらわしい)

 

 

ぜひ、ご参考までに。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2018年

6月

07日

『本来の姿に戻す』

「本来の姿に戻す」…ということは、

身体が内側からマジで喜ぶんだ!!!、、、といまでは、実感しています。

 

4月から始めたスロージョグ。

 

タイムを競うのではなく、

ゆっくりでもいいから、長く走る。

これは、獲物が逃げ疲れるまで追って仕留めて生き抜いてきた人間の「本来の姿」。

 

参考:

BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"

https://amzn.to/2sC8LoY

 

太古の時代には、人間の弱点を補強するための最新型の靴などは当然ないわけで、

裸足ならば、かかとから着地するのではなく、つま先から真ん中あたりで着地をする

フォアフット、もしくはミドルフット走法になるのが「本来の姿」。

分厚い靴底が開発されてしまったから、かかとから地面にドカドカと着地をしはじめたのであって、

足の故障を引き起こす原因といわれています。

 

参考:

「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」

https://amzn.to/2kW1Enr

 

 

(梅雨の時期は困ってしまいますが)やはり、晴れたときに外を走ると、

太陽の光と風を感じますし、足からは大地を感じますし、音も匂いも感じ、五感が刺激されるのが「本来の姿」

ジムで、無機質な景色の中で、音楽を聴きながら走るのとはまったく違います。

 

 

知人やクライアント経営者からは、

「せっかくつけた筋肉も、落ちちゃいませんか?もったいなくないですか?(笑)」

といわれますが、現時点では、こう思っています。

 

【本来の姿に必要のないものは、すべて、そぎ落とす!】

 

 

ベンチプレスで110キロあげるのに必要な筋肉は、本来は必要ありません。

だから、トレーニングを中止しました。

 

厚底は、人間の本来の走りには必要ありません。

なので、足袋型のシューズを買って、徐々にそちらにシフトしています。

いずれは、「ワラーチ」に移行するつもりです。

 

大自然の中で、五感を刺激されてしまった今の私には、

晴れた日に、わざわざジムにいって走る気にもなりません。

なので、5月末でジムも解約しました。

 

そうしたら、

いままで、いろいろ試してきてびくともしなかった体脂肪がみるみる落ちていく。

血圧が、身体年齢が、正常域にビタッと治まってしまいました。

 

これこそ、「本来の姿に戻る」、、、ということなんだろうな、と思います。

 

***

 

一昨日、ニューヨークで話題の

最強のダイエット法『ゼロトレ』の提唱者、

石村友見さんの講演を聴きにいきました。

 

***Amazonより https://amzn.to/2M33VcD

 

加齢とともに首、肩、背中、腰、足指などは

縮んだり、ゆがんだりしながら

元(ゼロ)の位置からずれていきます。

 

これによって、

関節や筋肉がカチコチにかたまり

本来の動きができなくなります。

こうして体は老化し、太ります。

 

「ゼロトレ」は

各部位が本来あるべき元のポジション

(本書では「ゼロポジション」と言っています)

に戻すことで、体形をよくし、体重を減らし、

不調までも改善していく

画期的なダイエット法です。

 

***

 

90分の講演だったのですが、

実技をしながらの講演で、ちょっとしたエクササイズで

すぐに効果がでるものまでありました!

 

これも、結局、「本来の姿に戻す」ということ。

 

いよいよ、私の中でさまざまな体験を通じて、

それぞれが繋がってきました!

 

いろいろ伝えたいこと、湧き出てきました。

お逢いできる方には、どんどんシェアしていきますね!(笑)

 

あなたは、『本来の姿』になっていますか?

あ...いま、ふと思いましたが、雨の中も走ってみようかな。

それこそ、本来の姿かも。(笑)

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2018年

3月

26日

『物語の再構築』

 

いよいよ、春ですね。

Facebookをみていても、

そのタイムラインには、桜の社員がいっぱいです。

 

日本人は、桜が好きなんですよねー。

みていて、こころはずみます。

 

一方で、

私のメールには、たくさんの方からの

ある種のご連絡がいっぱいです。

 

昇格だったり、

異動だったり、

転籍だったり、

転職だったり、、、

 

嬉しいトーンばかりかというとそうではなく、

ちょっとショックなトーンも含まれます。

 

「なぜ、いま、自分が異動なのか?」

「ここまでやってきて、せっかく顧客との関係もよくなったのに」

「普通、このタイミングで異動だなんてありえない」

「せっかくここまで育ててきたので、チーム解散だなんて?どういうこと?!」

「転職をしてみたものの、条件がどんどん悪化して、全く違う状況で悪戦苦闘。なんてこった...」

 

それぞれ、いろいろシーンは異なりますが、

共通して言えることは、その方のいままで描いてきていた物語が崩れつつある、ということ。

 

「顧客Aとの関係性も深めてきて、着実に信頼も構築できてきたな。

  よし、今年は、さらに、〇〇をして、◎◎にしていこう!!」

 

とか

 

「今年は、チームの活性化をするために投資をいろいろしてきたな。

  よし、来月には、合宿を企画して、さらなる飛躍をねらうぞ!!」

 

とか。

 

でも、そういう物語は、会社の都合、経営陣の都合、顧客の都合、世の中の環境変化、、、

さまざまな都合から、いとも簡単に崩れてしまうことがあります。

 

そうすると、人は思うのです。

 

「なんで、この時期に・・・」

「なんで、この俺(私)が・・・」

「経営陣は現場のことをちっともわかっちゃいない・・・」

 

動揺し、混乱し、誰か(他人や自分)を責め、悩み、落ち込みます。

 

だから、そういう人からのメールや相談のときには、

私は、いつも決まって、この一言!

 

「よかったですね!これで、さらに成長しちゃいますね!!」

 

と。

 

そう、この時こそ、力の見せ所なんです。

そして、この時こそ、成長しどきなんです。

 

いま、未来にむけての物語がいったん崩壊してしまったわけですから、

それを、短時間に「再構築していく力」。

 

これが、いま、求められているわけです。

その力のことを、最近の言葉でいうと、

 

「レジリエンス」といったり、

「折れないこころの作り方」ともいうのかもしれません。

 

 

そして、物語が崩壊するケースとして、

上記の内容なんて、まだましです。

 

例えば

 

大震災で自宅が全壊し、親族も亡くなってしまったり、

不慮の交通事故で大けがをしてしまったり、

突然の大病で余命を宣告されたり、、、など。

 

さすがにこのときに、

「よかったですね!」とは言えませんが、

構造は全く、同じこと。

 

こうした逆境を目の前にすると、当然、先ほどのように

物語がガタガタと崩れだし、混乱し、困惑し、狼狽し、

目の前が真っ暗となるわけです。

 

ただ、そのときに、

目の前で起きてしまったことを、どう捉えるのか。

どう解釈するのか。

 

ここからは、

まさに未来をつくるための分けれ道になるのです。

 

起きてしまったことは

元通りにならない、

時間を巻き戻すこともできない。

それは、変わらぬ事実です。

 

それならば、

 

震災にしても、

事故にしても、

病気にしても、

 

なんでこうなったのか。

と過去を振り返って後悔しても、なにも変わりません。

 

もう、ここでは、

「いま、この時点で、できることはなんだろう」

 

この言葉をつぶやき、全身全霊で、

いまの条件、状態の中で、なにができるのか、を考えはじめ、

行動に移しはじめることが求められるのです。

 

「いま、この時点で、できることはなんだろう」

 

いったん崩壊してしまった未来の物語を

再構築するための呪文となるのです。

 

私はそれを知ることができてから

(『人生で起こること すべて良きこと』https://goo.gl/ySC3hY

(『これからもずっと・・・』https://goo.gl/7NCxak

 

息子の大けが 

母親の死 

 

を乗り越えることができました。

 

そして、おそらく、

いま、目の前に逆境がやってきたとしても、

きっと、瞬時に

 

「この苦労は、自分に何を教えようとしているのだろう」

「この失敗は、自分に何を学ばせようとしているのだろう」

「この挫折は、自分に何を掴ませようとしているのだろう」

「この病気は、自分に何を伝えようとしているのだろう」

 

この言葉を唱えることができると思えます。

 

最近の本で、田坂広志さんの

「すべては導かれている」

https://amzn.to/2uiFmUj)は、

 

私のバイブルでもあり、

こういう逆境を目の前にして、心が折れそうになりかけた方には、

必ず紹介をする本となっています。

 

 

昇格だったり、

異動だったり、

転籍だったり、

転職だったり、

失敗だったり、

挫折だったり、

病気だったり、

 

こうしたハードルを目の前にしたとき、

どう捉え、どう解釈をし、

短い時間で、いったん崩壊した物語を、どう再構築していくのか。

 

環境も大きく変わる中で、

しなやかにその変化に適応し、生き延びていく方法を

身に着けていきたいものです。

 

もちろん、私もまだまだ、修業中。

みなさん、ご一緒に。

強く、しなやかに生きていきましょう!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

2018年

2月

26日

『反応しない練習』

 

先週末は、

長女は中学校の定期試験でした。

 

このメルマガをご覧になっている方は、

ご存じかもしれませんが、

長女は、「かなり」の頑張り屋。

 

小学校時代は、持久走で6年間一位。

勉強の方も、頑張り屋なだけあって、

中学では上位3位内をキープしているとのこと。

 

しかし、、、

 

もう毎回大変です。

自分で自分に相当なプレッシャーをかけるので、

 

「〇〇さんに負ける」

「〇〇さんは、すぐに覚えられるのに、私はすぐに覚えられない。ダメだ、私、、、」

「もし、わからない問題がでたらどうしよう」

「ああ、もう全部だめかも」

「今回、順位が落ちても怒らない?」

 

テストが近づくと、いつもの活発な性格から、

どんどんネガティブになり、自分を責め、何にも手がつかなくなり

暗くなり、涙がポロリと落ちる回数が増えるのです。

 

 

因みに、妻も、私も、長女に対して、

「勉強しなさい!」とも、「怒ったこと」も、一度もないんです。

 

でも、自分自身で、どんどん自分を責めて、

苦しくなっていく、、、、

 

かわいそうに。。。。

 

かつての私のようです。

 

※リーダーシップトレーニングを受講された方は覚えていますよね?

 私の裏目標である『完璧でありたい』『最高な状態でいたい』が、悪さをすることを。。。苦笑

 

かつて、私は、幼稚園のときも、小学のときも、中学のときも、

そうしたハレの場の前日は、心配で心配で、緊張で手が震えたり、まったく眠れなくなったり、、、

 

そんな経験があった私ですから、

いま、目の前の長女が落とす涙をみると、痛いほど、わかります。泣

 

まさに、いまのOSでは乗り越えられない状態に遭遇したときこそ

OSのハンターチャンス!

 

ですので、

私から、いま、その自分を苦しめる裏目標とのおつきあいの仕方を

段階的に、教えるようにしています。

 

自分の体験談だったり、

大人になってもそういうことがたくさんあったことも。

 

参考:『それでも地球は回っている』

https://goo.gl/crqZwf

 

 

テストの前のどん底のような暗さと、

テストが終わった後の、まったくウソのような明るさと。

 

なんら自分は変わってもいないのに、

テスト前と、テスト後のこころの持ちようガラッと変わることの「カラクリ」を。

 

徐々にではありますが、

段階的に教えていこうとおもっています。

 

そして、

いつかタイミングがきたら、

この本も、そっと、目に入るところに置いておこうかとおもっています。

 

これは、オトナな私たちも、非常に参考になりますよ。

おススメです。

 

参考図書:『反応しない練習』:草薙龍瞬

http://amzn.to/2EPCLG5

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

2017年

12月

20日

『過去からの戒め』

 

いままで書き続けてきた10年日記。

今年は購入した二冊目の「一年目」が、そろそろ終わります。

 

◆◇◆________________________◆◇◆

         『過去からの戒め』

◆◇◆________________________◆◇◆

 

週末、必ずやることは10年日記を書くこと。

 

普段、忙しかったり、

出張などで書ききれなかったときは

手帳の細かい予定をみながら細部まで思いだし、追記します。

 

その際、工夫していることは、

その時の感情をそのままを書くこと。

 

誰かに見せるためではなく自分用なので、

まったくウソ偽りなく正直に。

 

将来、見返した時に「喜怒哀楽を」を

一瞬にして思い出せるように書き記します。

 

だから時より、

自分でも恥ずかしくなるほどの自画自賛だったり、

おいおいこんなの誰にも見せられないよ、

という激しい罵詈雑言だったりします。

 

それも、また、よし!

 

そして、

「もし、その日をもう一度やり直せるとしたら、どういうことを注意したらいいのか」(自分への戒め)

 

また、

「そこから何を学んだのか」(自分なりの格言)も書きこんでおきます。

 

これがもう11年分書き込んであるので、かなりのデータベースになっています。

そして、その「格言」や「戒め」を何回も目にするので、

数年間でかなり改善している実感があります。

 

今週を振り返り、未来の自分のために戒めを書き残し、

「過去数年間分」の傾向や過去書き溜めた「戒め」を眺めて、未来のシミュレーションをする。

 

そのことによって、

 

「あ…そろそろこれが始まるんだな。予約しておかなくちゃ。」

 

「う…このときムカついてばかりいたんだな。

 でも最近はそういう反応はしなくなったな。」

 

「ほほう…あのときから丁度、一年かぁ…。

 この時は不安に思っていたけど、一年でこういう形になったんだぁ。

 信じてやっていてよかった!」などなど。

 

この時間は、とっても大切にしている時間です。

皆さんの大切にしている時間は、どんなことですか?

 

そして、そろそろ新しい年が始まります。

10年日記、始めてみてはいかがでしょう。

(あ、3年5年版もありますよ!笑)

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

2017年

6月

27日

『最後に「初めてのこと」をしたのは、いつ?』

 

皆さん、ご自身の人生を振り返ってみたとき、

最も成長したときを3つ挙げてみてください。

 

 

 

 

・・・(一分考えてから、進んでください)・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、自分の安全地帯から飛び出て(…もしくは、飛び出ざるを得ず?笑)

ご自身のOS(固定観念、裏目標、捉え方…)が揺さぶられ、OSのバグが発生し、

悩み、相談し、頼り、学び、浮上していく…といったプロセスがあり、

 

 

しみじみ振り返ってみると、

 

<あぁ…あの体験があったから、いまの自分があるんだな…>

 

ということがあったのではないでしょうか。

 

 

そうそう、そうです!

ですから、ボンボヤージュ!

ぜひ、その旅を愉しんでくださいね。

 

 

***

 

ある方からは、

 

「先日、メルマガで紹介いただいた「5」を取り寄せ、

 自分の今を書きだそうとしているのですが、

 全く埋まらないことに愕然とします。

 何も考えず惰性で生きていると言われても仕方が無いかなとも。

 環境を自分で変えて行く為にも、何らかのアウェーに飛び込む必要がありますね。」

 

 

そうそう。

良かったです。そのコンフロント(直面)が、今で。

 

人生も終わりのときにその事態に気付くのと、

今、気付くのとでは大違い!!笑

 

本当に良かったです。

 

私も「5」はいつもいつも眺めながら、書きこみながら、

そして、未来を創っていけるように、油絵を描くように、書き足してしますが、

ここのページが好きなんです。

 

 

<最後に「初めてのこと」をしたのは、いつ?>

 

 

さぁ、いっちょあがりには早すぎる!!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2017年

1月

16日

『100年時代の人生戦略』

 

年末年始にかけて、読んだこのベストセラー本。

皆さんもお読みになりましたか?

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)/東洋経済新報社

 

 

400ページを超える本ですから、「うむむ…」と

覚悟をきめて、読み始めましたが、なんのなんの。

 

私は冒頭のこの序文…

 

「日本は、世界でも指折りの幸せな国だ。

 世界保健機構(WHO)の統計によれば、ほかのどの国よりも平均寿命が長い」

 

「100歳以上の人は、すでに6万1000人以上。今後、100歳を超えて生きる人は

 もっと珍しくなくなる」

 

「国連の推計によれば、2050年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みだ。」

 

「2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される。

 いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、

 すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい」

 

これらの文章を読んで、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

そして、読み進めるうちに、

 

「定年が何歳…という次元ではなく、その先、何十年も生かされてしまう現実」

 

「それに必要な資産は、お金だけでなく、健康も資産、そして、

  今後の激変していく世の中に柔軟に対応していくリテラシーも資産」

 

我が家の三番目の子がちょうど2007年生まれ、ということもあり、

「この子が、107歳まで生きる時代…なんてイメージつかないけど、

  でも、もしそうなるんだとしたら…どう生きていく能力をつけさせるか」

「自分の世代の寿命も、92~96歳?!ちょっと想定が、かなり甘かったな…」

 

妙にリアル感が増してしまい(笑)

それからというもの、新年あけてからは

 

「お金関係」「健康関係」の本や映画やビデオを見まくり、

30年カレンダーのありたき姿の状態も大幅に書き換え、

行動目標の大胆に修正を加え、

子どもたちにも、すこしづつ共有をしている最中です。

 

ここ数年、私の行動パターンに影響を与えてきた本は

何冊かありますが、その中でもトップクラスです。

 

おすすめです。

ぜひ、お読みください。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2016年

3月

23日

『人生で起こること すべて良きこと』

 

いつも年末年始は、家族で旅行に行ったりもしますが、

喪中でもあり、かつ、受験生をかかえていたため、自粛モード。

 

そのかわり20冊の本を読んですごしていたのですが、

その時、印象深かったのは、この本。

 

人生で起こること すべて良きこと』  田坂 広志著 

 

ここのところ、

「レジリエンス」「折れない心のつくり方」「逆境の乗り越え方」といった

厳しい世の中をどう乗り越えるのか、を扱った本が多いのと、

そういったことで実際に悩んでいるリーダーや経営者の方も多かったため読んでいたのです。

 

 

気になるキーワードを、いつも自分なりに要点をノートにまとめるのですが、

 

「突然の事故、怪我、といった不運な出来事。

 意見が合わない、好みが合わない、攻撃的な人、不愉快な人、苦しめる人

 といった不幸な出逢い。

 こうした出来事や出逢いは、生きていると必ず起きるわけだが、

 それらの出来事を他責にしたり、逃げたりせずに、

 引き受け、向き合い、正対すること、それが重要である。」

 

「正対するためには、

  …不運な出来事や不幸な出逢いには、無条件で<有難うございます>と言い、祈る。

  …そして、<人生で起こることはすべてに深い意味がある>と唱える

  …そして、<人生で出逢う人には、すべてに深い縁がある>と唱える

  …すると、静かで賢明な自分が現れる」

 

と、ノートに書いていました。

 

 

上記の考え方は、この本に出会う前からも、他の本でも学んでいましたし、

過去、そうした人との出逢い、その人からの仕打ち、などを本気で悩み、

がむしゃらに乗り越えてきたので、そうした思考回路は、既にできていたと思います。

 

ただ…

 

「突然の事故」「大怪我」などは、そういう体験があまり思いつかず、

いざというとき、「こんな風に思えるのだろうか…?」「実際にできるのだろうか?」

とノートに書いていました。

 

まさか、その日の深夜にこんなことが起きるとは知らずに。

 

 

1月2日の夕方、読み終わって24時をまわろうとして寝ようとしたときに、

最後の追い上げで勉強していた息子が、自宅でつまづき転んでしまい、そのときメガネが割れ、

その破片で眉毛から下あごまでスパっと顔面が切れて血が噴き出てしまうといった大怪我に。

 

なんてことに…。

 

 

親もショックでしたが、本人も噴き出る血にショックになるような事態。

 

 

しかし、直前まで読んでいたこの本のおかげだったのかと思います。

一瞬は、かなり動揺し、

 

「なんでまた…。」

「どうしてこうなってしまったんだ…。」

 

と、起きてしまったことの原因を追究するような問いが流れましたが、

数秒後には、

 

「生きている。ありがとう。」

「これは、なにかのメッセージ。意味がある。」

「いま、すべきことはなんだ?」

 

この言葉を息子と一緒に唱えている自分がいました。

その会話のやりとりを通じて「心を整え、心を静め」ことができ、

私たち自身も、慌てることなく「静かで賢明な行動を取る」ことができたのかもしれません。

 

本当に、本当に、一時はどうなることかと思いました。

 

しかし、息子もあの「痛い目」にあってから、

すこしは、人生をなめずに(笑)、真摯に向かい合う耐性ができたように思います。

 

我が家では、あの日のあの体験を経て、あの本でいいたかったこと、

「人生で起こること すべてに意味があること」という考え方は

あまりにもインパクトの強い事件だったことで、インストールされたことと思います。

 

あとは、良き結果をだせるように導いてあげることで

「人生で起こること すべて良きこと」になるのかな、と。

 

人生、いろいろ。

今日もきっと・・・I・W・D!

2015年

8月

27日

『あなたは最初の100日間に何をすべきか』

ここのところ、秋の人事異動の季節でしょうか。

新天地でのチャレンジ。

新しい役職でのチャレンジ。

 

そういう季節ですよね。

以前、3月ごろ配信したものを再配信しますね。

 

では、本日のメルマガです!

 

 

◆◇◆________________________◆◇◆

『あなたは最初の100日間に何をすべきか』

◆◇◆________________________◆◇◆

 

 

この時期、昇進昇格、人事異動のご案内がちらほらと。

そのご連絡をきくと、私自身もドキドキしますが、

きっと、御本人が一番、ドキドキワクワクしているんではないか、と思うのです。

 

この時期になると、ある方を想い出します。

3~4年周期で、ある日突然、連絡がくるんです。

 

「中島さん、またコーチしてくれないかな?」

「あら!今度はどちらですか?」

「今度は、また違う業界でさぁ…笑」

 

この方は、いわゆる企業の成長請負人。

小さ目のオーナー企業の社長参謀として転職をし、

3年から4年でその企業の課題をどんどん解決し、属人的ではなく組織経営に進化させ、

自分がいなくてもこの会社はもう次のステージにいけるな、と確信をもてたら、

また、自分の能力を求めている会社に転職をしていく…という方。

 

彼とのセッションは、私にとっても刺激的でした。

・この会社のKPIはなにか?

・自分に期待されていること、自分の能力でこの会社で発揮すべき点、欠けている点の棚卸し

・企業風土を考えた際に、自分のリーダーシップをどういうパターンでいったらいいのか?

・社内キーマンのマップの作成

・社内での就任の挨拶の原稿チェックと、ロープレ

・3年間で成し遂げること、最初の100日間で成し遂げることの棚卸し

 

これを彼とは3回(の転職)もやったんです。笑

 

転職だけではなく、昇進、部署異動など、

この時期は多くのリーダーが新天地での活躍を求められます。

 

それは、あまり時間的な猶予が許されているわけではなく、

実は、会社としてはすぐにでも成果を出してほしい。

 

「新天地にいかなければ詳細はわからない」「時間が立てば慣れるもの」…

たしかにそうなんですが、それではあまりにも無戦略すぎです。

 

・まったく技術、人脈のない部署への異動で、覚えること、学ぶことがありすぎて

 あっというまの三か月間でした…とか。

・最初はこうしたい、ああしたいと思っていて、でも、

 新しい部署にいかないと何もわからないから

 なるようなれ…と思っていざ配属したら、目先のことに追われ、

 結局、思えば何も進んでいなかった…とか。

・3か月を過ぎたあたりから、体調が崩すことが多くなってしまって。

 こんなことはなかったのに…とか。

 

新天地を前に、新たな気持ちのワクワク感と、

自分に務まるんだろうか、というドキドキ感。

 

頭がぐちゃぐちゃになって、…えーい、もう、何とかなるだろう!!

と思う人もいるかもしれませんが、そんなときは、

新天地でのロケットスタートするためにも、オススメの本があります。

 

みようみまねでやってきた「ロケットスタート」セッションも、

この本が当時、あったならば、もっともっと網羅的にできただろうに…と思います。笑

 

___________________________

あなたは最初の100日間に何をすべきか

 成功するリーダー、マネジャーの鉄則 (日本経済新聞出版社)

___________________________

 

皆さんは、ロケットスタートさせるための戦略、手順書、ありますか?

ぜひ、参考にしてみてください。

 

そして、これをテキストとしてセッションするときは、お声掛けくださいね。

ばっちり支援しますので!!笑

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

 

***その他、リーダーが参考にしてほしいオススメ本

私が最近、読んで、実際にクライアントにお贈りしている本たちです。(2017年3月追記)

CEO ~最高経営責任者~

ハイアウトプットマネジメント ~人を育て、成果を最大にするマネジメント

 

 

2014年

5月

16日

『なぜ人と組織は変われないのか』


いやはや、実に読みごたえのある本でした。

___________________________
なぜ人と組織は変われないのか
  …ハーバード流 自己変革の理論と実践 (英治出版)
___________________________


<表の目標>を立てたとしても、
なかなか達成しなかったり、頓挫してしまうのはなぜか?…というと、
…人は<裏目標>をもっていて、そこに引っ張られるから…ということ。
まるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように。

例えば、
<リーダーとしてそろそろ部下に権限委譲をしないといけないな…。よし任せよう!>
という表目標があっても、心の底に、
<やっぱり自分が一番でしょ。自分がヒーローでありたい!!>
といった裏目標があると、なかなか進まないわけです。

今回はひとつひとつ自分に当てはめてワークシートを作成してみました。
(だから、読了するのに、すごーーーく、時間がかかりました。)

例えば、
表目標に<…健康な体、体重〇〇キロ、維持もできている!>があったとしても
なかなかこれまで実現できなかったりもしました。よく飲み歩いてもいますし。
裏目標をあぶりだしてみると、、、(ここは秘密です 笑)

そして、もう一つ。
表目標に、<…いままで書き溜めているコンテンツを、一度、本にまとめよう!>としても、
これも、また、なかなか実現できていないものですし、踏み切れてもいません。
裏目標をあぶりだしてみると、、、、(ここも根っこの部分なので、またお会いしたときに!笑)

びっくりしたのが、いくつかまとめていくと、それらに共通した<強力な固定概念>が
べっとりと絡まっていて、これがまた強力にブレーキを踏んでいることがあきらかになったんです。
(…想像しただけで、キモチ悪くなりますです!はい!!苦笑)

そして、心の底からこう思いました。
<結局、自分の<裏目標>はなんだかんだ、達成しちゃっているかも…>って。
内省と猛省。笑

今回の本は440ページを超える本ですし、こうした堅い本は、
通常、積読(つんどく)のままですが、今回はこの本を紹介してくれた方と、
<…GWにこれをよんだ感想やディスカッションをしましょう!!>と約束をしていたので、
奇跡的に最後まで読み切れました!

そして、とてつもなく大きな果実が手に入りそうです。

それは、
<今回、作成したワークシートにしたがい、
 いままでとっていた行動とすこし違う行動をとり始めている>…ということ。

例えば、このメルマガの頻度。
お気づきかもしれませんが、いままで週に1~2本だったのを、毎日1本にしています。
(※異なる行動をすれば、おそらく<強力な固定概念>が根をあげて変わるでしょうし…笑)

そして、もうひとつあります。
…でも、これは週明けにお伝えしますね。
(えーー!ひっぱるかぁ? 笑)

では、お楽しみに!…そして、よい週末を!!
今日もきっと・・・I・W・D!

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