2017年

6月

30日

『被害者にさせない心の準備』

 

みなさん、部下や後輩とやりとりをしていて、

<これは、きちんとフィードバックした方がいいな>というときありませんか?

 

しかも、ちょっとやそっとではなく、

超ど級のハードなフィードバックが必要だな、というとき。

 

そんなとき、どうします?

どんな工夫をしていますか??

 

<いや、別に気にせず、即効でフィードバックでしょ?>

 

お気持ちはわかります…笑

でも、そこは、ちょっと待って!

 

いきなり、超ど級のフィードバックをしてしまうと、

気絶してしまう可能性もありますし 笑

顔では受けいれたふりをして、実は、内側でものすごい抵抗をしている人もいますし。

 

フィードバックやアドバイスは、

その部下や後輩を傷つけることが目的ではありません。

しっかりと心の奥底まで届けるためには、それなりの工夫が必要になります。

 

その工夫のひとつが、

伝える相手に<被害者にさせない心の準備>をさせる、ということ。

例えば、こんなやりとりになります。

_____

 

中島:「なるほどね、いま、聞いていて思ったことがあるんだけど、伝えていい?」

 

相談者:「あ・・・はい!お願いします」

 

中島:

「あ、ちょっと、これからいうことは別に君を傷つけようと思っているわけではないし、

 これから、高みに登ろうとしている君だからこそ伝えようと思っているんだけど、いい?」

 

相談者:「はい、もちろんです。」

 

中島:「あ、それでね、因みにこれから伝える内容なんだけど、

    実はレベルが3つあるんだけど、どれにするか決めてね。笑

 

(ここは、クイズ感覚、ゲーム感覚で明るく選択肢をいいます 笑)

 

 1: 聞こえのいい表面的なもので、もう完全に君に気を遣いまくったフィードバック

 2: ちょっと厳しめだけど、あとになってじわじわと効いてくるフィードバック

 3: 超ど級の直球フィードバック。でも、おそらくこの先、この世で誰も言ってくれないだろう内容で、

    もしこれを聞くと、自分の中で激震がおこるかもしれないけど、そのかわり自分の人生が変わる

    転機になるかもしれないもの…なんだけど…

 

    どーーーーするぅ?」

 

ここまでセッティングすると、たいがいほとんどは、「3」を選びます。笑

ほぼ、間違いなく。

 

相手が受ける準備をしないうちにフィードバックをしてしまうと、

相手はびっくりしたり、落ち込んでしまったりもします。

しかし、「許可をとる」ことによって、それはたいていやわらぎます。

 

そして、先ほどのようにフィードバックの種類を「選択をさせる」と、

フィードバックに対して、被害者になったり、受け身になったりすることなく、

フィードバックを、自分の意思をもって、前向きに<自らが取りに行く>形になります。

 

私の感覚では、「3」を選んだ瞬間に、

今後の成功の大部分が約束された瞬間のようにも感じます。

 

皆さんは、超ど級のフィードバック、

部下にかましたくなるとき、ありませんか??

 

そして、「言ってやったぜ!!」といった自己満足で終わるのではなく、

相手にとって本当に有効なフィードバックにするためのセッティング。

心がけたいですね。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2017年

6月

29日

『未来にアクセス、現場がアクセク』

 

エグゼクティブコーチングで

定期的に扱うべきテーマは「タイムマネジメント」

 

「過去」に対して

「現在」に対して

「未来」に対して

 

リーダーが、なにに対して時間を使っているのか、

過去数か月間の実際の時間の使い方を分析をすると

その方の指向性が完全に露呈します。

 

***

 

とある役員の方は、

自他ともに認める職人肌。

 

自覚はあるのですが、

ついつい、現場に任せるべき仕事を、

自分でやりつづけてしまっています。

 

席を譲らないから、次世代幹部がいまだに候補がいない。

未来を描いていないので、底知れぬ閉塞感が漂っている。

 

本来ならば、彼は、

未来にアクセスする時間をもっともっと確保し、

 

10年後、20年後、そして、今年入社した新入社員が

この会社をひぱっていくであろう30年後に思いめぐらせ、

 

その未来を創るために、

30年後まで残していくべきこと

30年後をつくるために、いまからとりかかり始めること。

そして、30年後のために、いますぐ止めること。

 

それらを明確に示し、

組織にドライブをかけることが

本来の彼の仕事のはず。

 

それをしていないので、現場はあくせくしています。

 

そう、

未来にアクセスしてないから、

現場がアクセクする。

 

あなたの会社はどうですか?

 

未来にアクセスしていない会社には、未来はない。

 

今日もきっと・・・I・W・D!

 

参考:

未来系のメルマガを参考までに。

未来が描けないと嘆く君へ

30年カレンダー

未来ナビゲーター

 

 

2017年

6月

29日

『ジワリジワリと巻き込み、その気にさせて、ムーブメントを創る!』

 

5月8日の配信したメルマガ

環境を整える』 では

 

_____

 

リビングを、サーキットトレーニングができるジムに変えました!(笑)

 

これまでバラバラと購入していた健康グッツに加え、ワンダーコア2とステッパーを

追加購入し、サーキットトレーニングができる状態を作りました。

そして、誰かが運動(約10分)したら、スゴロクシート(東海道五十三次で、

日本橋から京都三条大橋にシール一枚づつ)はっていき、家族全員で競い、

協力し合って続けています。…まあ、まだ4日目ですけど86枚。

現在、「小田原宿」付近です。

______

 

 

実は、このとき、

自宅内にサーキットトレーニング会場をつくるにあたっては、

いろいろと作戦を練りました。

 

それは、

「ジワリジワリと巻き込み、その気にさせて、ムーブメントを創る!」ということ。

 

このメルマガをお読みの皆さんは、我が家の娘たちの性格はご存知の通り。

※『手に入れるまで、とにかく、あきらめない

   

 

ですから、まずは、私のターゲットはこの二人でした。

 

長女は、運動神経が抜群で、

持久走が小学校の6年間通じて一番!という記録をもっていましたから、

 

「筋トレをしないと、記録が鈍る。そのためには、足腰と腹筋だ!」

 

と意味不明な私の誘いに、すぐに食いついてくれました(笑)

そして、すぐに、妻にねだるのです。

 

「私、ワンダーコア2、欲しいなー」と。

 

まあ、普通の中学一年生がいう言葉ではありません。

はい…。私がちょっとばかし、誘導しました。(笑)

 

そして、

次女は、人一倍、負けず嫌いなので、

長女がやりたい、ということは、自分もやる!

 

相乗りしながらも、

長女が見ていないところで、長女よりも練習して必ず勝ちにいく性格。

※残念ながら、長女も、3つ下の次女に容赦せずに勝負して、こてんぱんに負かせます。恐。

 

ですから、

「私もほしい!」と次女も続きます。

 

ここは、もうひとつ加熱させるために、

私からは、わざとではあるのですが

 

「君たち、そんなこといって、二週間もすると飽きるんじゃないの?」

「洗濯物を干し始めるらしいよ?続くわけないじゃん、ムリムリ」

 

といってあげます。

 

そう、彼女たちは「否定されると燃える」のを私は知っています。(笑)

 

すると、

「絶対、大丈夫!」

「続かないわけがない!」と、

 

この二人の発言は、だんだんとヒートアップして、

挙句の果てには、…買って!買って!とシュプレヒコール(笑)

 

ついには、

「私たちの誕生日プレゼントは、ワンダーコア2がいい」と!!

 

***

 

とはいえ、そんなに広くもないリビングをジム化させるには

何かを捨てて、とにかく場所の確保をしなくてはなりません。

 

そんなとき、

妻が、いま、夢中になり、はまっているのが、断捨離です。

 

もう10年くらいになるでしょうか。

二人でとても気に入って買った3人掛けのゴツイ黒本皮ソファー。

とてもお気に入りではあったのですが、重苦しくって、ちょっと今風ではない。

 

「これ捨てちゃう?」

「そして、一人用のいいソファーがあるのよ」と妻からの提案。

 

お!そうすると、

重苦しいソファーがなくなり、この部屋も明るくなるし、広くなるね。

空いたところには、ワンダーコア2とステッパーとおけるし、

いままで買っていたやつをサークル状に置いたら、いいんじゃね?

 

すると、娘たちが

「いいね!いいね!いいね!」と歓喜の声。

 

我が家では、彼女たちの声で、

時に白を黒に変えてしまうほどの力があって、

一度、スイッチが入ると、もう止まりません。

 

そして、このムードにおされて妻も、

「まあ、悪くないかもね」と。(笑)

 

 

そーんなやりとりがあってのサーキットトレーニング会場であったのです。

 

***

 

あれから、一か月半、経とうとしていますが、

自宅内に設置したジムは、淡々と稼働中。

 

もう、「浜松宿」をこえたところですから、

東海道五十三次の江戸から数えて29番目、京から数えて25番目にあたり、

江戸から京との中間に達しました!(笑)

 

まさに、以前からご紹介している

継続させるためのコツ

が、そのまま活用した結果、ここまで継続しているのでしょうし、

 

そして、ポイントはもちろん

「ジワリジワリと巻き込み、その気にさせて、ムーブメントを創る!」

 

でしょうか…( ̄ー ̄)ニヤリ。

 

ご参考までに!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2017年

6月

27日

『最後に「初めてのこと」をしたのは、いつ?』

 

皆さん、ご自身の人生を振り返ってみたとき、

最も成長したときを3つ挙げてみてください。

 

 

 

 

・・・(一分考えてから、進んでください)・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、自分の安全地帯から飛び出て(…もしくは、飛び出ざるを得ず?笑)

ご自身のOS(固定観念、裏目標、捉え方…)が揺さぶられ、OSのバグが発生し、

悩み、相談し、頼り、学び、浮上していく…といったプロセスがあり、

 

 

しみじみ振り返ってみると、

 

<あぁ…あの体験があったから、いまの自分があるんだな…>

 

ということがあったのではないでしょうか。

 

 

そうそう、そうです!

ですから、ボンボヤージュ!

ぜひ、その旅を愉しんでくださいね。

 

 

***

 

ある方からは、

 

「先日、メルマガで紹介いただいた「5」を取り寄せ、

 自分の今を書きだそうとしているのですが、

 全く埋まらないことに愕然とします。

 何も考えず惰性で生きていると言われても仕方が無いかなとも。

 環境を自分で変えて行く為にも、何らかのアウェーに飛び込む必要がありますね。」

 

 

そうそう。

良かったです。そのコンフロント(直面)が、今で。

 

人生も終わりのときにその事態に気付くのと、

今、気付くのとでは大違い!!笑

 

本当に良かったです。

 

私も「5」はいつもいつも眺めながら、書きこみながら、

そして、未来を創っていけるように、油絵を描くように、書き足してしますが、

ここのページが好きなんです。

 

 

<最後に「初めてのこと」をしたのは、いつ?>

 

 

さぁ、いっちょあがりには早すぎる!!

 

今日もきっと・・・I・W・D!

2017年

6月

26日

『みーんな学習者、そして、みーんな応援者!』

 

『個人と組織の可能性を開くリーダーになる』

〜彼らに共通する思考パターンと、行動習慣とは?〜

 

6月24日、

関西学院大学専門職大学院

ビジネススクールの神谷有二教授のクラスの

ゲスト講師として出講してきました。

 

2014年から機会をいただき、今年で4回目。

毎年、毎年、本当に熱心な社会人学生の皆さん。

 

普段、特定の顧問先企業内でのエグゼクティブコーチングや

リーダーへの研修や講演に限定していますので、

こういったバラエティに富んだオープン講座は、久しぶり。

 

緊張もそれなりにするんですけど、

でも、やはり愉しいですね!!!

 

まず、やはり、毎回感じるのは

こういう場に自分から飛び込んでくる方は、

学び方が違う!

 

話はじめから、「うんうん」うなづいてくださり、

私たち、聴いていますよオーラ!全開です。(笑)

 

そうなったら、こっちも、

もっているもの全部アゲちゃいますモード!全開です!!

 

受講生同士で二人組みでディスカッションをしながら進めていく形式ですが、

途中で、「どんなお話しをされたか、どなたかシェアを!」といった0.5秒後に

手を「ハイ!」とあげて発表してくださったり!(驚)

 

本当に、本当に、受講生の皆さんのおかげで「豊かな場」になりました。

 

***

 

そして、講座のあとは、いつも通り、懇親会。

お酒も入りながら、ワイワイガヤガヤ。

 

階層もそれぞれ。

業界、業種もそれぞれ。

企業規模も、成長ステージも、本当にそれぞれなので、

お話しをきいていて、それこそ、ダイバーシティ。

 

各自の悩みを皆で共有・共感したり、

皆でアドバイスしたり、ときに、指摘し合ったり…。

視点のレパートリーが一気に増えていきます。

 

みーんな学習者。

そして、みーんな応援者。

 

このスタンスがあってこそ、成長が加速します。

 

オトナの学習は、

やはりこうした「他流試合」で深まるんでしょうね。

頭が凝り固まる前に、こうしたダイバーシティで刺激に触れて、もみほぐす。

 

いやはや、懇親会も大盛り上がりでしたし、深かったです。笑

こうした日本の未来を支えるリーダーたちと一緒に歩んでいきたいな。

 

そして、次世代リーダーも、社内研修だけでなく、

こうした「他流試合」にどんどん飛び込んで、揉まれていくべきなんでしょうね。

 

そう、心から思える貴重な時間となりました。

神谷教授、いつもお声掛けありがとうございます!

 

**

 

あなたは、いまも「学習者」ですか?

 

あなたは、いま現在も、他流試合で揉まれていますか?

 

そして、そんな

ドキドキするようなアウェイに飛び込んだのか、いつが最後ですか?

 

さぁ!!!

今日もきっと・・・I・W・D!

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