2014年

6月

30日

『関係性の断捨離』


ここ最近、自分の行動量が増えると、
いろいろな方と出逢えます。
そこで、いろいろな刺激を受け、本当に勉強になります。

ですが…

どんなに初めは刺激的な方も、しばらく何回かおつき合いすると、
<実は…>、もしくは、<数回にわたって…>、

セルフィッシュな人や、
ネガティブな気持ちにさせる人や、
もやもやとした気持ちにさせると人や
自分を大きくみせようとしたビックマウスな人、

と繋がっていると、
自分自身が <ネガティブな魂>
を引き寄せてしまうので、いけません。

そろそろ、断捨離※の時期ですかね。

そもそも、その人の必死な存在証明に付き合ってしまうと、
自分のエネルギーも、なにかと吸われてしまって、
なんといっても、もったいない。

冷静に考えても、
その人のところに募る人は、
その人のエネルギーに似た人です。

そこに、少しでも違和感を感じたら、
しばらくいて学ぶものを学んだら、
さっさと避けた方がいい。そう思っています。

出逢いには、なにかしらの意味があるので、
きっと、学ぶこともあるでしょう。ただ、長居するものではありません。本当にそう思います。

数か月に一回の頻度で自己点検をやっていますが、
いま、その時かな…。
そう思い、先週末からいくつかの繋がりを切り始めました。

<繋がりを切る>といった言葉は、ちょっと怖く聴こえるかもしれません。しかし、選択肢の一つとして、最後のカードとして用意しておかないと、後々、膨大な時間や気力を彼らに奪われ、心の健康を害してしまう可能性もあるからです。

それはあたかも、重い錘をいくつも繋げていながら、浮上しようにも浮上できない状態のように。
そういう錘を自ら断ち切る時を逸して、海の底に引きこまれるように沈んでしまうように。

独立して、切に思います。
全て自己責任。いい人、演じていても、全く意味がありませんから。

とうことで、この二日で、Facebookの友達のうち5%(30名)の方と静かにお別れしました。
これで、またきっと、これまでのような浮力が取り戻せるはずです。…_φ(・_・

あなたの関係性の断捨離はいかがですか?

もちろん、家族、上司部下、顧客、…と、簡単に切れない関係性も当然あります。しかし、それ以外のところは、あなた次第で、今すぐにコントロール可能です。一度、重い錘を断ち切ってみてはいかがでしょうか?

あなたの浮力を取り戻すために。

今日もきっと・・・I・W・D!



***************
※断捨離(だんしゃり)
断捨離(だんしゃり)とは、不要なモノなどの数を減らし、
生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。

基本的にはヨガの行法、
「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。
単なる「片づけ」や「整理整頓」とは一線を引くという。
やましたひでこの著書が発表されて話題になり、この考え方が人々に広く知られるようになった。

(ウィキペディアより)
****************

 

参考図書:

新・片づけ術 「断捨離」

50歳からラクになる人生の断捨離

 

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2014年

6月

27日

『他人の靴では、全力疾走できない』


最近、何人かの人からこう聞かれます。

「毎日メルマガ配信って、大変じゃないですかぁ?」
(…はい、それなりに大変です。でも、苦痛ではないです。 笑)

「あと…実際に参考になるネタなので、もらう方としては嬉しいんですけど、
 あんなにノウハウ出しちゃっていいんですか?」
(…ぬはは、今日はそこなんです!!それについての考えを書き留めておきますね)

   ***

今の時代は情報社会。
ありとあらゆる情報が流れ、溢れかえっています。
私がコンサルタントをしていたときには、
その情報を入手すること自体に付加価値があり、お仕事になっていましたが、
いまや、その手の情報は誰でも、すぐに、
ネットなどから無料で手に入れることができるようになりました。

いまは、そういった情報やノウハウを知っていることに価値があるのではなく、
その情報の中からどれを選ぶのか?
どう自分にフィッティングしてるのか?
そして、どう実際に行動にうつして、結果をだしていくのか?
ここの部分に付加価値が大きく移動してしまっている、と思うのです。

だから私も、その前半の知識付与のところは、だして当たり前。
誰かにとって、役に立つことが少しでもあったら、出し惜しみすることなく、
すぐさま、だせるかぎりのすべての情報を提供しよう!と心に決めました。

そして、私はできるかぎり、後半の成果を出すための「フィッティング」活動に、
すべての力を注いで支援していけるようにしたいと思っています。

なので、最近の私とクライアントとの会話も<超加速>してきています。笑

これまでも日々、進化をさせてきたつもりですから加速して当たり前なのですが、
週に二回くらいのメルマガのときに比較して、2倍くらい(※2か月前自分比)!笑
おそらくコーチをしはじめたときの30倍(※10年前自分比)。
コンサルタントをしていたときの100倍(※20年前自分比)は早いのではないか、と思うほどです。笑

皆さんもご存じのとおり、
私はここ一か月半は、毎日メルマガを配信しています。
こうした徹底的な情報提供を常にしておくことによって、
(クライアントの中でも熱心に読み込んでいる方は、特にその変化が顕著で)
私との基礎的な知識の共有、言葉の共有、マインドの共有…を、
既に済ませていますから、早々に、

…あれを、自分なりにアレンジして、実際にこうしてやってみた!
…あれを題材に部下と話し、ちょっと違う視点のアイディアもでてきたんだけど!
…で、ちょっとこの部分を修正しようと思うんだけど!!

といった、後半のフィッティング、行動へどう繋ぐのか、どう成果をだすのか、
といった最も重要な話を、セッションで、いきなりできるのです。

これまでは、きっと、基礎的な知識の共有、言葉の共有、マインドの共有に
セッションで多くの時間をかけ、費やしてきたのだと思います。
それはそれで意味があることだったとは思います。
しかし、それだと、もはや世の中のスピードには追い付けない。

やはり時代は、
いきなりクライマックス

せっかくあって話すのですから、できることは各自でやって、
もっと重要な話に時間をかけたい。
まさに、その人にあった、その企業にあった形のものを、
お互い同じ土台で話し合い、出しあい、そしてその場で微調整をしていく。
そしてすぐさま、次の行動に移していく…
そこにこそ付加価値があると思っています。

他人の靴では、決して全力疾走できないように…、
やはり自分にあった靴つくりが必要です。
そのためには、実際に走ってみて修正し、
知識を知識のままにするのではなく、体験を通じて智慧にしていく。

あなたの靴は、フィット感ありますか?
誰かの靴を集めて、ただただ、それを眺めていても、何もはじまりませんよ。

ぜひ、自分用のいい靴にしたてて、おもいっきり走りはじめましょう!!
今日もきっと・・・I・W・D!

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2014年

6月

26日

『表裏のある人、裏表のある企業』


いい、わるい、は別として、
FacebookなどのSNSを頑なに拒んだり、敬遠している人がいます。
また、取り組んでいても、次第にそれ自体に影響を受けてしまい、
「SNS疲れ」になっている人も多くいます。

今週の月曜日、会食をしているときに、ある方が面白い情報を教えてくれました。

「SNSを敬遠する人は、表裏のある人だ」

その方の友人が<SNSの勉強会に参加したときに聞いて、なるほど…と思った>…とのこと。
<自分もそうだった。でも全てをオープンにできるようになったら、
SNSもとても楽しくなったし、人生も軽やかに楽しめるようになった>…とのこと。

そのお話。私も、聞いた瞬間に、こころから激しく共感しました。笑

私もここ十数年間、GREEからはじまり、mixi、そしてツイッター
そしてFacebookなどといったSNSを一通りかじって、体験してきました。
しかし、やはりそこには、先ほどあげたような「SNS疲れ」を感じる瞬間は何度も訪れました。

正直、<見せたい自分>と<見せたくない自分>を、
自分でコントロールしようと思っていたときはかなりしんどく、
そして、苦痛をともなうものだったように感じます。

<この内容は、ここで書いて。でも、この内容は、ここでは伏せよう…>
<自分のここの部分は、こう見せて。でも、ここは書かずに隠しておこう…>
<でも…書いている内容と、本当の自分とのギャップを感じる…>

はっきりいって、…つらいですわね。苦笑

インテグリティという言葉があります。
なかなか日本語訳として難しいのですが、誠実であり、正直であり、統合され、一貫性がある、ということ。
要は、『言うこと』と『行うこと』が一貫し、そこにぶれが無い、ということ。

「SNSを敬遠する人は、表裏のある人だ」

と言う先のお話は、そこをうまく表現しているように感じます。

ここ最近、私は、<私自身の知識や考えを、包み隠さずに表現しよう>と心に決めた瞬間から、
何かから解き放たれる感じで、ものすごくエネルギーが高まっているのが自分でもわかります。

なにかに閉ざされた感じでなく、開いた感じ。
自らが勝手に自分に課した制限というものから、解き放たれる感じ。

そういう意味でいくと、企業も、いま、インテグリティを問われているように感じます。
昔は、メディアも限られていましたから、<見せたい企業像>、そして<隠しておきたい実態>。
これをうまく、コントロールできた時代だったのかと思います。

しかし、いまやネットの時代ですから、発信源はどこにでもいます。
そして、一度、悪い評判がたちはじめると、もう止められないわけです。
隠しておきたいことも、すぐさま、白昼の下にさらされて一気に叩かれる対象となってしまうのです。
この時代の流れは、どうにも止めようがありません。

ですから、
<いま、こういう時代が悪い>
<SNSなんて、やらないほうがいい>
<社員がそういうところに投稿しないように社内のルールを作ろう>

といった形で、情報を統制しようにも、それは無理なお話だということです。
ですから、むしろ、今、企業に求められているのは、インテグリティ。

もし隠したい実態が会社の中にあるとするならば、
隠すのではなく、向き合い改善していくこと。
それだけです。

企業が宣言していることが、リップサービスだけで終わることを世間は許しません。
それができていないと、約束違反、公約違反として捉えられ、
<インテグリティ(誠実さ・正直・統合性・一貫性)の無い会社>とみなすようになってきていて、
そここそが叩きやすいネタになるのですから。

どうせ、いずれ、明るみに出でしまうのですから、
表裏のない会社にしていきましょう。

隠すのではなく、向き合い改善していくこと
ただ、それだけ…ですよね。

今日もきっと・・・I・W・D!

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2014年

6月

25日

『愛しているんですね。自分。』

株主総会の時期ですね。
つい先日、メールにて、こんなお便りをいただきました。

***************************
私事ですが
来年の株主総会が行われる6月○日(△)を以て退任する予定です。
いわば最後の1周、ラストランというわけでして、スタンドに手を振りながらゆっくりと1周して現役生活にピリオドを打とうと考えています。
というわけで、いましばらくお付き合いの程!
***************************

私は、正直いって、感動してしまいました。
最後の一周のイメージをこれほどまでにイメージをしている方は
なかなかいらっしゃらないからです。

彼自身が、先頭きって、この会社の成長をけん引してきました。そして、その際にさまざまな修羅場を乗り越え、会社を守ってきたわけですが、その智慧と暗黙知をしっかりと時間をかけて後輩たちに伝え、育て、組織へと還元してらっしゃってきた方です。

きっと、最後の一周は、スタンドにいる部下や後輩たちからも
<○○さーーん!ありがとうございまーーす!
○○さんが創ってきたこの会社を、僕たちがしっかりと繋いでいきまーーーす!!>
と感謝の声がいくつも飛び交っていることをイメージできます。

退社するときに、惜しまれながら辞める人と、
<やっと、あの人辞めてくれたよ>と言われてしまう人といますよね。何が違うのでしょうか?

     ***

会社を創業したオーナートップの場合は、さらに難しいですよね。
引退の期限を特に誰かに決めてもらうわけではなく、
自らが決めなくてはいけませんから。

しかも、自らの会社は、まさに、自らの身体の一部。
長いこと一体化してきたものから、自分を切り離すこと自体、
大きな決意が必要なります。まさに、引退の美学が、問われるわけです。

とあるオーナートップは、
次世代リーダーにトップを継承していく計画を数年間かけて、実行してきました。
経営者を育成するために、数年にわたって計画的にメンターとして関わり、
そして、期限通りに、バトンタッチをしていく。
リーダーの最後の最も重要な仕事を成し遂げた瞬間でした。

愛を感じます。

   ***

一方で、その愛が、
最後の最後に自分に向けられてしまう残念な方もいらっしゃいます。

<俺は〇〇歳までに辞めるから…>
といって、その歳間際になると、一年延び、また、一年延び。
いつまでも主役は自分で、なかなか、その主役の座を渡すことができません。

<…結局、いつになったらやめるんですか?>
社員は、決して言葉には出せない台詞が胸の中でこだまします。

愛しているんですね。自分。笑

リーダーは、愛の方向が自分に向いていてはお話になりません。
愛は、部下や組織に注がれていくべきです。
せっかく築き上げたあなたの信頼と功績。
最後の最後で、セルフィッシュになることで晩節を汚すことのないように、
いまから、自分自身にインパクトクエスチョン!

愛の方向は、自分に向いていますか?外側に向いていますか?
ぜひ、確認してみてださい。

今日もきっと・・・I・W・D!

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2014年

6月

24日

『空白をつくる』


部下との目標面談。
部下があまりにもとんちんかんな目標を書いてきたら、
きっと、皆さんもイラついて、ついつい、

「君ねー、僕が君に期待しているのは、
 これこれこうで、こういうことをやってほしいんだよ。
 ってゆーか、何べん言わしたら気がすむのかね」

なーんてことになりかねない!笑

でも、ちょっと、まって!
その伝え方…「空白の原則」が使えそうです。

部下からでてくる、とんちんかんな目標。
わきあがる怒りをぐっとおさえて、意図的に空白をつくるのです。

「うーん、ちょっと期待していることと違うんだよね。
 ちょっと、ききたいんだけど、
 そもそも、僕は、君に何を期待していると思う?」

「え? え・・・っと・・・」

「明後日まで、考えてくれるかな。
 僕だけでなく、君の部下たちは?
 同僚たちは?
 関連部署の人たちは?
 君に何を期待しているのか。
 ちょっと考えてみてきてよ。よろしくね。」

こうすることで、頭ぐるんぐるん。
四六時中、それを考えるわけです。

   ***

子供に絵本の読み聞かせをするときも、
ずーっと読み続けると、ねむくなっちゃう
(※あ、寝付かせるためなら、それはそれでいいですけど…笑)

でも、試してみたことがある方はわかると思うのですが、
何ページか読み進んで、あるところでページをめくるのをストップし、

「さ、このあとは、どうなるのかなぁー?」

とクイズ形式で聞いてみると、子供たちは、もーたいへん。
キャーキャー言いながら、あーーだ、こーーだ、とあてようとしてきます。

もう、これで、興味津々です。笑

人は、空白を目の前におかれると、それを埋めたくなります。
脳は、<わからない…>という空白の状態を嫌うのです。
それをうまく使うと、人の興味を引き出すことができるのです。

そして、その興味をもった状態になったところで、
答えを伝えていくと、インパクトがあり、心に残るのです。


上司も部下に、あーだ、こーだ、言いたくなるときはあります。
親も、子供に、あーだ、こーだ、言いたくなるときはあります

でも、一方的に伝えていくと、部下や子供は、
嫌なことをいわれて、脳内停止してしまったり、
それが続くと、都合の悪いことは聞きたくないのではじめからシャットアウトしはじめたり…。

おーい、反応しろ!!
電源はいってるかーーー、と聞きたくなるときもありますが、
でも、それも、こちらが引き起こしている可能性もあるわけです。

「空白をつくる」…
おそらくこの原理は皆さん、既に効力を感じた経験が多いことと思います。
少し、意図的に使ってみませんか??

今日もきっと・・・I・W・D!

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